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「説き伏せられて」 ジェーン・オースティン

富田彬 訳  岩波文庫  岩波書店

今日からジェーン・オースティンの「説き伏せられて」読んでいる。
(2008 10/01)

ジェーン・オースティン「説きふせられて」も、三分の二。読んでいて心地よい世界に自分がいる、それだけにあまりここにも書いてもいない…オースティンって江戸時代中期から後期の人。あまりよくわからないけど、同じ時期の江戸期の文学と似た作風というか開かれ方なのではないか、という気もした。
長編小説6冊だけなのね。もっとありそうな気もするけど…
(2008 10/03)

「説きふせられて」(昨日見たウィキペディアには「説得」とあった。ジェーン・オースティンの小説タイトルは訳者などによって変わるからわかりにくい…)もまもなく終了。
8年前のアンの身内からの反対で破局になって以来、アンとウェントワースはお互いの心理を計りながら当時の風習を壊さない程度に過ごしてきたのだが(ここがオースティンの小説どころ)、即興で手紙を書いてアンに伝えることで、「全て一件落着~」ってなことになりそう。
まさにアン・エリオットの(相手もそうだが)一人相撲。まあ、さっさと言ってしまえばいいじゃないか、というのは今の時代からは簡単だが、それではオースティン小説にならない(笑)
ということで、この小説まるごと「エリオットひとり遊び」…
(2008 10/06)

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