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フジノン XF70-300 F4-5.6を借りました。 前編

先日、ライブ撮影の為にGOOPASSを利用して、X-S10 を借りたという内容の記事を書きました。


当日はX-S10+フジノンXF16−55mm F2.8 と、X-Pro2+カールツァイスTouit32mm F1.8の2台体制で撮影を行いました。

結果としては前回の撮影よりも失敗の写真の数が減り、大きな修正も加える必要が無かった為、前回の倍の枚数を半分以下の納期で納める事が出来て、オファーを頂いた友人にも喜んで貰えました。


また、カメラの2台使いの撮影は初めてでしたが、センサー性能やレンズの明るさの差のせいか、同じ環境下でも撮れる画が全く違っていた事が面白かったです。

8時間動きっぱなしの長丁場でしたが、2台のカメラの特徴を状況に応じて楽しみながら撮影が出来ました。


また、イベント開始前に一緒に撮影していたプロのカメラマンの仲間に色々と撮影の際の設定について聞く事が出来たのも良かったと思います。

特にオートフォーカスの設定については、動体撮影の為AF-Cで撮影をするものだと思い込んでいましたが、AF-Sで撮っていると教えてもらった事も、失敗写真を大幅に減らす要因となりました。




そんな訳で撮影の翌日にはX−S10を返却しましたが、まだ3週間近く契約が残っていました。
そこで機材入れ替え放題の恩恵を受けてみようと、今度は何かレンズを借りてみようと思いました。

まず思いついたのが、以前から興味のあった望遠のズームレンズでした。
特に望遠圧縮効果を体験してみたいと思っていたので、今回はフジノン XF70-300 F4-5.6を借りてみる事にしました。

フルサイズ換算で107-457mmの焦点距離は私にとって未体験ゾーンです。



初めての望遠ズームレンズ。
見た目よりは軽く、持ち歩いても苦にならない重量感。




とりあえず近所の歩道橋の上から撮って見ました。
車間距離の狭さから望遠圧縮効果を感じます。





ホームグラウンドの駒沢オリンピック公園へ。
まずは公園に咲く花を撮ってみる事に。





テレ端(換算457mm)で撮影。
最大撮影倍率が0.33ですが、
細部まで良い写りをしていると思います。




歩いて近づけない花壇の中の花も、
望遠ズームのおかげで画面いっぱいに
収めることが出来ました。




新たな被写体を探して、さらに公園内を進んで行きました。




鉄塔の頂点付近を撮ってみました。
望遠圧縮効果の影響か骨組みの部分が
より複雑な構造に見えます。




駒沢通り。
車・信号・街路樹・街灯
何気無い風景も望遠で撮る事で、
いつもと違った見え方になりますね。




街灯にたたずむカラス。
離れた距離でも自分の思い通りに構図を決める事が
出来るのも望遠のいいところ。




オリンピック記念塔。
一部を切り取る事によって、
新たな見え方が発見出来ますね。




フジノン XF70-300 F4-5.6を使ってみた感想としては、軽くて楽しいレンズという事がまず浮かびました。

フルサイズ換算で107-457mmを気軽に持ち歩ける事がこのレンズの魅力であり、接写も楽しめる事から用途が幅広く、色々な表現を試したくなりました。

XF16−55mm F2.8とこのレンズがあればだいたいの焦点距離はカバー出来てしまうので、購入してしまっても良いのではないか、という気持ちになるくらいの実力を秘めたレンズだと思いました。


後編に続きます。









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