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仕事におけるオレのルーティーン的なことを書いてみました。

先日、markezine様に取材をいただき、下記の記事が公開されました。

コロナの状況だったものの、オンラインにて特に問題なくやり取りさせていただき、本物の写真撮影ではなく、似顔絵になったので、逆にいい感じになっててうれしいです。笑

今までのキャリアの話や、これからの話を含め、色々個人的に棚卸できたと思っております。

その中で、記事の中でも一部お話させていただいているのですが、タイトルにある通り仕事で大事にしていること。というのも多少言語化できたと思っております。

なので、大きく4つ書き記して置けたらなと思っています。

1、「失敗を恐れてチャレンジしないことが一番の失敗である」
2、「Done is better than perfect」
3、「継続性・再現性・拡大性」
4、「サイエンスとムーンショット」

特に最近、よく頭の中に駆け巡る言葉たちです。それぞれ説明させてください。

「失敗を恐れてチャレンジしないことが一番の失敗である」

昨年、初めてad:techに参加させていただき、「失敗を恐れないからこその失敗談」というとても難しいお題目において、7名のうちの一人として登壇させていただきました。
ベンチャーから大手企業、外資系の方まで多岐にわたる失敗事例、そこからのリカバリー等々のご紹介の内容でしたが、共通項が一つありました。それがタイトルにある

「失敗を恐れることが一番の失敗である。」

ということでした。何が言いたいかというと、ある程度では失敗しても命とられるわけではないし、日本だとよっぽどのこともないと首も飛ばないので、リスクをとらないことが、一番のリスクなんだよ。ってことだと思っています。

ガクトさんのインタビューでの回答ということでバズッたtwitterが近しい考えを表しているかなと思っていて、失敗と成功は分岐して分かれている2択ではなく、失敗を重ねてこそ、成功にたどり着ける。というものでした。

こう考えると、失敗も怖くないし、成功への必要なことだと思ってチャレンジできますよね。(もちろん、失敗を避けるように立ち回るに越したことはないですが。)

自分はベンチャー企業に転職し、幸いにも実力を超えて多くのことを任せてもらっていると思っています。その一つの要因が、チャレンジ精神がある。っていうことに起因しているのかなと思う次第です。(あと、失敗に対しての良い意味での鈍感さとか?笑 受け入れつつ、引きづらないこともとても大事なことかと。)

逆にいうと、失敗を恐れて動けなくなったり、失敗を恐れ保身に走ってしまうようなことがあったりした場合、自分の成長(=会社、その先のお客様への貢献)が限界を迎えたと思うでしょう。

そうならないように、打率をあげながら、時には失敗をし、さらなる成功をつかめるようにしていきたいです。(まだ成功してはないんですが・・)

「Done is better than perfect」

これは、チャレンジを恐れないという上記の内容に近しいと思っています。

元はみなさんもご存じの通りFacebookを立ち上げたマーク・ザッカーバーグの言葉だといわれております。(諸説あり?笑)

日本語にすると「完璧を目指すよりまず終わらせろ」なのですが、私はさらに個人的に訳していて「まずはやってみろ」「頭の中で机上の空論を描くより、まずは手を動かそう」ということだと思っています。

チャレンジするうえで、もちろん仮説を建て、シミュレーションし、阻害要因を事前に取り除くことはとても重要で、言葉通り、やったらOK!というわけでは決してないですが、自分の中でやってみないとわからないことがある場合、またそれが社内でノウハウとして蓄積されていないような場合などは、まずスモールでもよいので、やってみる。というのが大事だと思っています。

一番悪いのは、実行せず、正解の無い議論だけ深まること。頭でっかちになっても、評論家になってもダメだと思っています。まずは、やってみる。そして、やったことに対して責任を持ち、検証する。ということが継続的にできるようになってくると、「アイツのこのプロジェクトを頼もう」「新しい事業に彼をアサインしよう」などと、より大きな挑戦への切符を手に入れることができると考えております。100点の提案書目指すより、50点でも良いので成果を作る方が遥かに価値があります。

「継続性・再現性・拡大性」

上記にて、まずはトライしてみる。ということについて書きましたが、じゃあどのようにトライするの?何のためにトライするの?みたいなところもしっかり持っておかないと。と思っています。

私は美容関連のメーカーでずっとwebマーケティングを中心に行ってきたので、KGIは売上や新規申込数などが多く、それに紐づくKPIとして「集客経路」「集客単価」「CVR」「獲得数」などがございました。

なので、新しい媒体にトライしてみたり、LPOをしてみたり、代理店様と相談しながらバナーやテキストを変えてみたりと色々とやってきたのですが、最近になって「継続性・再現性・拡大性」を意識するようになり、それが何かを実行するうえで重要な判断要素となっています。

先月まで行っていたCMを例に考えてみると、

継続性:一時的なもので終わらず、中長期間継続ができるか?

CMの内容にもよるが、基本効果が合えば継続はテレビ広告というものが存在する限り行える。

再現性:その施策だけのテストにならず、横展開ができるか?

当たり前な形ですが、CM連動の動画広告配信や、認知経路として、純広告媒体(web動画、トレインチャンネル等)にも使えるような座組になっているか。
CMからは話それますが、バナーとか、テキストとか、訴求軸とか、そういうものは媒体が変わっても横展開しやすいですよね。

拡大性:一定のボリュームや回数で終わってしまうのではないか?

今回はまず関東エリアのみの放映とさせていただいております。弊社の中ではかなり一大チャレンジとしてのCM放映ですが、GRPも大手企業様に比べれば、かなり小さいです。一方で、その規模で成功を掴める確信などができれば、今後は関東以外の地域や、全国地区での放映、さらに配信ボリュームなど、面を広げることができます。

上記のように、KPIによりますが、何事をするにしても「継続性・再現性・拡大性」を確認してみると、何のためにやるんだっけ?みたいな問いが生まれ、不要と思われることはやらなくてよくなります。(というか、やるべきものの、優先順位がはっきりします。)

3つとも叶えられるような施策がとても好ましいのですが、なかなかそうはいかないので、どれか一つでもまずは合致していればよいのかなとも思います。

「サイエンスとムーンショット」

こちらも何かをやるときや、仮説検証するときなどに考えることです。

サイエンスについては私としては一旦は「要素分解すること」だと思っています。何をするにせよ、その目的に対してどのような構成項目が存在するかを洗い出し、どの項目を重点的に行うのか?というように、目的に対しての道しるべ的なものを考えるようにしています。この癖がつくと、目的に対してのアプローチの選択肢や優先順位を洗い出せるので、何事も構成要素を考えてみる。ということが大事なのかなと思っています。

とはいえ、サイエンスしすぎて、かなり細かい項目に行き当たり、そこを改善した結果、軽微な改善に繋がった。みたいな「部分最適」に陥ることもあります。そうならないように、私は「サイエンス」という言葉とともに「ムーンショット」という言葉がセットになって出てきます。

「ムーンショット」はこのnoteにそのまま書くとまるまる言葉を拝借する形になってしまうので書けなかった「価値は相手の変化量」というこれまたとても大事なことを教えてくれたすがけんさんの社名でもあるのですが、この考え方にとても影響を受けております。

「企業の10倍成長」とまではいけずとも、その施策は「企業の成長に寄与する規模感か?」ということを「サイエンス」とともに考えると、部分最適に陥らず、目的を忘れずに施策に取り組めます。

あちらを立てれば、こちらが立たず。みたいなことも往々にしてありますが、考え方としてもっていると良いと思っています。

まとめ

最近、メディア様にインタビューを頂く機会が増え、おかげさまでアウトプットする機会を多くいただいております。その中で自分が思っていること、大事にしていることを話させていただくことがあるので、改めて自分の言葉で書き出してみよう。と思ったのがこのnoteのきっかけです。

皆様も、キャリアの棚卸や、自分の軸みたいなものは定期的に見返すと良いかもしれません。(これからのキャリアビジョンも!)

特に何か伝えたいわけではなく、自己満足にはなりますが、何かしらの考えが、だれかの仕事のヒントになればとても幸いでございます。

ちなみに、noteのフォロワー様が先日869(バルク)人になりました~!うれしい!まずは1000人目指しつつ、より多くの人に何かしらプラスになることを書いていければと思います。

というかtwitterよりnoteの方がフォロワー多くてびっくりしています。。

今回もお読みいただきありがとうございました!

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