【写真日記】オールドレンズから覗く景色は薔薇色
おととい、数年前から気になっていた「生田緑地ばら苑」を訪れた。
駅でポスターを見かけてはいたものの、いつも時期を逃して「ああまた行けなかったなあ」と後悔していたのだ。
とうとう訪れることができた。
もちろん、いつものお供のカメラ(FUJIFILM X-S10)を連れて。やったね!
今回は、久しぶりに「オールドレンズ」をメインに使って撮影を楽しんできた。わたしが持っている「OLYMPUS F.ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8」は光の表現がとても楽しいレンズ。
植物や自然の静止物、なおかつ晴天のときにはこちらをよく使っている。
編集作業も大公開しているので、よかったらこちらも参考に↓
光と戯れるレンズ、OLYMPUS F.ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8
花のピークは終わってしまっていたみたいで、落ち着いた雰囲気の園内。
ばらのことは詳しくないのだけど、周りにいた詳しそうな方々が「秋は小ぶりなのよね〜」と話していたので、春の方がにぎやかなのかもしれない。
でも、近づいてみるとまったく違う景色が……!
ばらの香りも漂っていて、空も広くて、ここは天国かな?と錯覚する。
空が青すぎる
さっそく、写真を撮ってみる。
こちらは、FUJIFILM XF35mm F1.4 Rを使用。
晴天のせいか、ブルーバックで撮ってるみたいだな。
(マジで元のデータも青すぎてびっくりした)
思い切って引いたり近づいたり
このあたりから、OLYMPUS F.ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8で撮影。引いてみたり、押してみたり、駆け引きを楽しむ。
光の表現が楽しい
ゴースト(虹色の線)が発生する位置は、慣れればうまいこと調整できるらしいけど、何度撮っても慣れないわたし。
バラほど、「かわいい」と「きれい」を行ったりきたりする花もないのでは?
大ぶりの花だと「優美」「ゴージャス」「ファビュラス」な印象だけど、小ぶりになると「かわいい」「キュート」「幼さ」みたいなキーワードが似合うなあ、と思う。
少女とと大人の間を行ったり来たりするような、そんな花だよね。
このモヤモヤっとした、オールドレンズならではの写り方がめちゃくちゃ愛おしい……。
ピントを絞るまでの一瞬にキュンとする
オールドレンズが好きな理由はいろいろあるんだけど、「ピントを絞るまでの一瞬」が好き。ときめきを覚える。
ぼやけたところからだんだんピントがあっていく、この瞬間「はぁっ…!」と矢を射抜かれたようにキュンとしてしまう……。
レンズ越しにしか覗けない世界がある
光や溶けるようなボケ、どうしてこんなにもきゅんきゅんしてしまうのだろう。noteを更新し続けているくせに、全然うまく言語化できなくて。
その隙間を写真が埋めてくれてるといいんだけど。
レンズを通して見る世界は、ちょっとした日常を非日常にしてくれる。
太陽の光だって、家の近所の光景だって、すぐそばに干してある洗濯物だって、レンズを覗くといつもと違う景色。
ああ、この世界は美しいもので溢れているなあ……。
まだまだ見たことのないものをたくさん見たい。このレンズとともに。
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