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THE TEAM 【麻野さんの講演に行って】〜チームでなにかをしている人には読んでほしい。そんな理由〜①

はじめに

お久しぶりです。
久々に書きたいことがあったので投稿します🙏
気ままに投稿しててすみません

さて、今回わたしが書こうとしてることはタイトル通り、THE TEAMについて。
筆者の麻野さんの講演が6月23日に梅田であり、速攻で申し込みをして行ってきました。
あ、もちろん1人で。笑

この本のまとめと講演の内容、そしてわたしの感想などなど。

読んだことある人には、あーね!となる内容かと思いますが書いてみようかなと思います。
長くなりそうですのでまずは前編となります^^

** THE TEAMとは**

まず、この本の内容をざざっとまとめると
・A:Aim(目標設定)の法則
・B:Boarding(人員選定)の法則
・C:Communication(意思疎通)の法則
・D:Decision(意思決定)の法則
・E:Engagement(共感創造)の法則
という5つの法則を
・M:Method(法則)
・E:Episode(具体的事例)
・A:Action(チェックリスト)
・T:Theory(学術的背景)
という4つのステップで説明しています。

論理的な思考が苦手なわたしにもかなり分かり易かったです。(学生でも全然大丈夫)

かつ
①チームにおいて【絶対】ではなく、【最適】なものを示している
②Method(法則)⇒Episode(具体的事例)⇒Action(チェックリスト)⇒Theory(学術的背景)
の順番で解説しているのでわかりやすさ抜群
③成功事例が多様

なので読んでて飽きないですし、一人一人がイメージを膨らませながら読み解くことができる本だと、個人的に思います。

ひとりひとりが自ら変えようと思わないとチームは変わらない
そして、組織はだれかが作ってくれると思っていてはかわらない。
自分自身がチームの一員として歯車でいいやと思っていては何も変わらないし変えられない。
一人一人のちいさな心意気が変革を起こすことのできるチームの要素なのかもしれない、そんなことも考えるきっかけになりました。

「チーム」での奇跡を信じるのであれば、奇跡を起こしたいのであれば・・・

ぜひ手に取っていただければと思います

第1章 Aim(目標設定)の法則 [目指す旗を立てろ!]

○Method(法則)
*「共通の目的がない集団」は「チーム」ではなく「グループ」
*「目標を確実に達成するのが良いチームだ」 という誤解
*あなたのチームは何を目標にするのか?
*意義目標がなければ作業と数字の奴隷になる

○Episode(具体的事例)
*「新幹線お掃除の天使たち」
*「サッカー日本代表南アフリカワールドカップ ベスト16」

<概要>
「共通の目的がない集団」は「チーム」ではなく「グループ」とあるように、チームの定義から定めています。チームとは「共通の目的」があるかどうか。 そのうえで、(達成することはもちろん)「目標を適切に設定すること」の大切さと具体事例が書かれています。

<感想>
麻野さんもおっしゃっていましたが、人は与えられた目標や数字を達成することには慣れていて、(会社に求めるものの上位に「やりがい」がランクインしているように)目標を達成する『意義』を認識しないとモチベーションが下がってしまう。と。
「目標は数値で(定量的に)立てろ」とよく言われると思いますが、ただ数値を定めるだけでなく、その先の「意義目標」までしっかり考えることが大切だと改めて思いました。
チームは「何をやるべきか?」に加え、「何故やるのか?」を理解、共有させる事が重要です。

※ここからは入社後、新規事業部(社長と中途30代の方に人と私のチーム)に配属になり7か月間色々なことを経験し、営業部に異動になり1か月で後輩のメンターをし、2か月後に支社にきて営業と採用を主にやっているという経歴の持ち主という前提で読んでください💦
(営業部にきてから個人もチームも未達なし♡というプチ自慢もさせてください(笑))

後輩のメンターをしていた時にも「やる理由」を伝えることにはかなり苦戦しました。こちらの意図も伝わっているかも正直分からなかったので、指示する側の人間が自発的に動けば、きっと伝わるだろうと思いその頃はその子のことをめちゃくちゃ考えて背中を見せられるよう動いていました。実は。
自分を知ってほしい、自分を理解してもらうためには自分がまずその人のことをめちゃくちゃ好きになろうとしないと始まらないと・・・
個人的にはそんなことを思っています。
その子が契約を取ってきた日は自分のことのように喜び、電車でうるっときましたw

この法則って営業も人事もあてはまるんですよね。
お客さんは何に困っているのか、この子は本当は何がやりたいのか。
これがうちで叶うことなのか、うちが手助けできることなのか。。。
それを一緒に考えて、腑に落とすことができるようにするのが営業マンと、人事の役目なんではないでしょうかね?

長くなりましたが。。。
とにかく、どんな仕事についても、目的、目標を理解する。自分が伝える場合は、なぜそれを実行しなければいけないのか?を周りの人間に理解させる説明を行う必要がある。
そのための努力は惜しんではいけない。
そして、自分が同じ内容をチームへ落とす時は、予め目的を伝え、それによってどうなるのか?どうしたいのか?ここをしっかり伝えるべき!
ということです。

第2章 Boarding(人員選定)の法則 [戦える仲間を選べ]


○Method(法則)
*チームで最も大切なメンバー選びとメンバー替え
*チームは必ず4つのタイプに当てはまる
*人が入れ替わるチームは本当に駄目なのか?
*チームには多様性が必要だという誤解
*「ゴットファーザー」より「オーシャンズ11」型のチームが強い

○Episode(具体的事例)
*「AKB48のCD売上枚数記録 女性アーティスト歴代1位」

<概要>
チームづくりに「絶対解は無い」「最適解はある」というように、チームを「環境変化度合い」と「人材連携度合い」の2軸を用いて、4種類に分類して紹介しています。そして、メンバー選びとメンバー替えについて記載されています。
例で挙げているのが、
・サッカー型(変化大・連携大)
・野球型(変化大・連携小)
・柔道団体戦型(変化小・連携大)
・駅伝型(変化小・連携小)
のチームについてです

<感想>
今は「環境変化度合い」が大きいため、メンバー選びは入り口のハードルを下げて、メンバーを入れ替えながら活動していく方が良いとありました。また、「何をやるか」と同様、いやそれ以上に「誰とやるか」がチームのパフォーマンスにおいて重要だと記載されております。

このご時世、流動性と多様性のあるチームが求められていて、何か仕事としようとした時に社外の人を集めることが必要になってくる。ということです。
採用しない企業というものが最近出ていることもあり、また、「業務委託」という働き方が広がってきている中で、自分の武器を磨くことが今後必要になってくるということです。
つまり、「個」にスキルを磨いていかないと生きていけないということです。「この人と仕事がしたい」と思ってもらえるよう、若いうちからどんどん自分のスキルを磨いていき、「個」として戦う時代がもうそこにきているのです。

「必要な人」として認識されていけるよう、まずはチームの中で自分の存在をきちんと明確にすること。
それが重要になってくると改めて痛感しました。

何を隠そう、一年目の私は、社会人経験の豊富な先輩方の中のチームで、新人ならではの強みを発揮することがなかなかできずめちゃくちゃ苦しんでました。自己理解が甘かったんですね。
そのためにも、まず、自分の強みをし、そしてチームメンバーの強みを理解し、最大のパフォーマンスができるよう自分自身のスキルをキレッキレに磨く20代にしたいと思います。

長くなりましたので続く・・・ということで3~5章はまた書きます^^

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