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はるのかぜ

日本中、いや世界中の人々が、見えない不安に怯えつつ毎日を過ごしていると思います。
日々流れてくるニュースに、誰もが明日の生活がそれほど確かなものではないと言う肌感覚を感じていると思います。

街中は普段とあまり変わらないように見えて、少し注意してみればあちこちに異変が見受けられます。

何か名物のうまいものの行列かと思えば「マスク」を買うための「整理券」をもらう行列だったり、
昼間からごった返す高架下の飲み屋の客もまばらだったり、
昨年の今頃はたくさんの観光客で「ここはNYか?(行ったことはない)」と見紛うばかりだった雷門前に人がほとんどいなかったり。

とかく今は気分が下がる話しかないように見えます。
ですが、街には春が訪れています。
桜は満開です。
不謹慎なくらいに明るい花々は、その一生で一番輝く時間を目一杯に生きています。

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きっと私たちはその花が持つ本来の生命力に、知らず知らず励まされ、癒される事を感じるからこそ、その輝きを見にでかけるのでしょう。

今は色々な事に制限を受けているかもしれない、
でもきっと、一人一人が節度を持って日々を生きたなら、
明るい春はいつだってすぐそばにある。
そう思って生きましょうよ。

最後に、ささやかでも確かな希望、明るい芽生えを見つけたのでこれを読んでくれた方におすそ分けしたいと思います。

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