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怖いこと_2024年2月17土/晴れ

プロ野球がキャンプインしている。
あの日本一チームも元気に練習しているようで、わたしとしては非常に喜ばしい。一軍選手が競争にさらされながらも、有望な若手が一軍めざして真剣にコーチの指導にくらいくつ姿などみると、選手層が厚くなったものだと感慨深い。
暗黒時代がうそみたいである。

こういうスポーツ選手がトレーニングついて聞かれると、よく
「自分流の技術を目指しています」と答えることがある。
コーチや先輩のアドバイスを受け、よいと思う部分をとりいれ試行錯誤し練り上げた結果、それが自分ならではの技術になるという「自分流」だ。
時代は前になるけど、選手時代の王さんは、コーチの指導をもとに日本刀で稲束を切る練習を重ねて一本足打法をつくった。
習うのではなく、自分で教えを探し、選んで身につけるという点では
「自分流」は「独学で身につけた」という言い方もできる。

で、なにかしたいことがあって。
「いつかやりたい」とか「そうなりたい」というときがある。
こういうときは「自分流」を怖がっているのではないだろうか。
どこかにただひとつの本質的なやり方があって、それを知りたい、とかね。
実行するよりお勉強したい感じだ。
でもねー、「やる」と「そうなる」はイコールなんだよ、ね。
1ミリでもやったら、それはもう、そうなってる自分なわけだし、
わけもわからずやったかもしれないその1ミリが、
すでに「自分流」の技術だったりする。
「やりたいこと」は「自分流」でしかできない、
と言ってもいいかもしれない。

考えたら、野球選手の持ってる「自分流」技術だって、
ほかと比べてのことだ。
高校球児はリトルリーグの子どもよりたくさん「自分流」を持っている。
プロ野球の一軍選手と比べれば持ってないも同然ということだってある。

恥ずかしいけど、とにかく「自分流」でやってみよう。
ひとつやった「自分流」が、もうひとつの「自分流」を呼んでくる。
ひとつひとつやってるうちに、やがてそれは自信や確信も呼んでくる。
周りの人の笑顔なんかと一緒にね。

あぁ、これ以上書くとやりたいことがあるのがバレそうだ。










よんでくださった方、ありがとうございます! スキをくださった方、その勇気に拍手します! できごとがわたしの生活に入ってきてどうなったか、 そういう読みものをつくります! すこしでも「じぶんと同じだな」と 思ってくださる人がいるといいなと思っています。