藤浪フミオ

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藤浪フミオ

媒体問わずライフスタイルまわりを執筆してます。「面白い!」はもちろん、の背景に興味あり。地図が読めず迷うクセを持ちながら、出会った犬と話すのが趣味。サンドイッチが好物です。 noteでは、暮らしや仕事や社会、いきもの、人生など私の頭のなかをエッセイ的に書きます。毎日更新(ほぼ)。

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  • トランスミッションⅡ

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    トランスミッションⅠのミラーマガジンです。脆弱性が報告されたため設置しています。🌱参加者100名、フォロワ数150名、3000記事以上が収録されています。🌱コンテンツを広めたい方の参加、お待ちしています。🌱マナー:①連続投稿はしない②社会一般的に不適切な記事は投稿しない③トップ画面は変えない。参加希望の方は,マガジンの固定記事からコメントしてね(ง •̀ω•́)ง

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    【ルール】 1日にマガジン登録は最大で3回までで、宜しくお願い致します。 【コンセプト】 『楽しく生きる』『みんなで学びながら成長する』『人と人との絆を大切に』という3つの柱をコンセプトにしています。 ※参加したい方は、どこの自分の記事のページでも構いませんので、参加したいとメッセージで頂ければこちらから招待メッセージ送らせて頂きます♪♪ ※画像は変更しないようにお願い致しますm(__)m

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    甘野充プロデュースの共同運営マガジン「エンターテイナー・ストリート」です。  共同運営マガジンは、みんなで作るマガジンです。  小説、詩、エッセイ、絵、音楽、動画など、想像力と創造力あふれるアートやエンターテイメント作品をnoteで公開している人たちが集まって、作品を披露する場となります。  参加すると、自分の記事を共同運営マガジンに追加することができるようになります。  たくさんの人に自分の作品を読んでもらえるチャンスです。  参加費は無料です。  参加希望の方はトップ記事へコメントお願いします。 ルールは以下です。 ・投稿は自分の記事だけにしてください。 ・投稿は当日投稿の記事のみにしてください。  (過去記事は投稿しないでください) ・タイトル、タイトル画像、説明文は変更しないでください。 ※ 創作と関係のない記事は削除しますのでご了承のほどお願いします。 甘野充

  • 遊星の共同運営マガジン

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    みんなが参加して、記事の数等を増やそう! 1日にたくさんの記事を書こう  たくさんの投稿お待ちしています 共同マガジンは、複数のクリエイターが1つのマガジンに記事を掲載できる機能です。参加することで、このマガジンに投稿できるようになります。  遊星と一緒に記事を公開することで、たくさんの人たちに読んでもらいましょう!

  • 今日のアモーレ

    食べものとか暮らしとか、ものごととかアートとか、今日のできごとの散文です。

最近の記事

  • 固定された記事

ころがることば(2024.2〜2024.3)

2024年2月から2024年3月の原稿のなかから、 届けたいことばを選び、並べ直し、 絵を追加して再編しました。 からだは、とっくに動いている。 「いい天気だから動きたい」んじゃない。 熱とか不要な物質とか、投げ出したくて うずうずしてる。 その人のことを知りたければ、食べている一品を見よ、だね。 犬が、鼻でものを選り分けるように、 鳥が、口ばしで泥のなかの虫を探し出すように、 人は、「手」で感じ考えて 好みの商品を選ぶ。 ただ写真に撮られるって、 いつまでたって

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    • 目利き_2024年4月27土/曇り

      わたしは、詳しくはないのだけど、 卸売というしごとがあります。 品物をできばえなどで選り分け、 そのときふさわしい値段をつける「目利き」ですね。 普段の生活で、 うまい魚やそうではない魚が、いろんなものが、 「目利き」を通って必要な人へ届けられている。 一方、こういう卸売の手はいらない、という声もあります。 そのぶん安く、早く、買いたいのですね。 それは、そうかもしれないと思います。 だけど「目利き」は、鑑定人とちがい、 「よし」としたものだけでなく、すべての品物に価値をつ

      • 手をふるのは_2024年4月25木/晴れ

        人はよく、別れるときに手をふります。 あれって、なんだろう?と、ふと思いました。 「さよならするときは挨拶するのよ」と、 小さな子に芸のように「バイバイ」を教えています、みんなが。 おかあさんも、おとうさんも、祖父母も、先生も、近所の人も、 「バイバイ」を見るとにっこりします。 大人になったら仕事の場で幼い芸は許されない、 だけど、つい仕事仲間に手をふって別れることって、あるでしょう。 一緒にいた人にうれくしてなんか言い足りないような、 そういうときにはやっぱり「バイバイ」が

        • さいきん、空をみて天気予報したいと書きました。 これが「#雨の日をたのしく」のなかで特にスキがついた、と。 なんだか意外なのですが、やっぱり嬉しかったのでここにご報告します! 「おめでとうございます」を、読んでくれた人にもわけてあげたい。

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        ころがることば(2024.2〜2024.3)

        • 目利き_2024年4月27土/曇り

        • 手をふるのは_2024年4月25木/晴れ

        • さいきん、空をみて天気予報したいと書きました。 これが「#雨の日をたのしく」のなかで特にスキがついた、と。 なんだか意外なのですが、やっぱり嬉しかったのでここにご報告します! 「おめでとうございます」を、読んでくれた人にもわけてあげたい。

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        記事

          雨なのか?_2024年4月11木/晴れ

          仲のよい、おじいさんと、おばあさんがいたとしましょう。 なんでも話す。相手が嬉しそうなら、いいことあったのかなと思うし、 機嫌が悪ければおたがいに放っておいたりする。 このごろSNSを覚えてからは、スマホごしでも話している。 そういうことがだんだん増えてきた、と。 このまえなんか、二人で会っているときに 顔をみることなく、スマホに向かって話しかけていた。 なんていう笑い話。 これ、唐突ですが、 天気予報についても同じだと思うのです。 空を見ることなく、予報情報を使って天気を

          雨なのか?_2024年4月11木/晴れ

          色つきの_2024年4月8月/曇り

          わたしは、どうやってるのか詳しくないのだけれど、 むかしのモノクロ写真から色を再現して、 いまはカラー写真のようにできるんですよね。 着ている服が赤かったり、隣の犬が茶色かったり、空が青かったり、 こんなふうだったんだ!と、妙にその時代を納得するような みごとな色がついています。 不思議なものでね、モノクロ写真に色をつけると、 たちまち、そこに映る「空間」がイキイキするというか、 これまで「情報」だったものが 息遣いとかたたずまいとかを持ちだすようです。 こういう感触がなんだ

          色つきの_2024年4月8月/曇り

          キュウリを拾った_2024年4月2日/晴れ

          まんじゅうとか、どら焼きとか、 ここのところ、そういう「餡子もの」に惹かれている。 理由といえばとくにないけれど、 このあいだ食べた饅頭ときたら、小豆のこしに加えて 重厚な甘さとほんのり塩気が美味しかったせいで、 それからは、あの「餡子」の味わいをからだが欲しがっているのだ。 なにも「餡子」だけじゃなく、 ひとつの食べものを追うことはよくあって、 ちょっと前といえば、塩せんべいに中毒してたりするのですがね。 そんなわけで、今日わたしは、 なんとなくスーパーに行っては「餡子も

          キュウリを拾った_2024年4月2日/晴れ

          揺れるこころ_2024年3月28木/曇り

          なにかを食べたとき、それがおいしかったら、 「おいしいなあ」と、たいていは思うでしょう。 人に伝えるときは、「おいしかった!」と言うかもしれない。 つくった人と話すとしたら、 「おいしい」とか「おいしいね」とか、 「おいしかったよ」とか、 やっぱり、じぶんの感想を伝えるのだろうね。 いまだったら、そうだな、みごとな桜並木でも見たとき。 あのピンク色のトンネルから、花びらが降りてくるのを見たら、 「うわぁ」とか「すごいな」とか、「きれいだなぁ」とか、 そういう心の「!」が口を

          揺れるこころ_2024年3月28木/曇り

          桜はまだか_2024年3月25日/雨

          なんか、むずむずするのだけど。 ここのところ、桜の花が咲きそうで、咲かないでいる。 そんななかを歩いていたら、 「桜まつり」をやっているところを、3ヶ所も見た。 「日にちを決めたからやっちゃおう」というまつりは、 どこも町内会のテントをいくつも出して、けっこう賑わっていた。 フランクフルト焼き、あまざけ、なんて地元の人の出店があったり、 だれかが食器とか靴とか雑貨とかを売ってたり、 「ステージ」ではどこかの歌手が大ボリュームで唄ったり、 そういうのをあちこち見ながら、飲み食い

          桜はまだか_2024年3月25日/雨

          お土産、買う?_2024年3月22金/快晴

          ここに、「栃木の味 レモン入り牛乳」がある。 栃木に出張した人が、みなさんでどうぞと仕事場に一箱を置いたのだった。 中身のお菓子は、おおよそ仕事場で働く人の数だけある。 「栃木の味 レモン入り牛乳」が名物なのかは知らないし、 出張のお土産というものは珍しくないけれど、 そういうものがあればあったで、「お!」となるのはうれしい。 こういう、出張とか旅行とかに行った人が「みんな」のために買ってくる 「行ってきました土産」のことを、わたしは嫌いではない。 なんだろう、お土産の選び方

          お土産、買う?_2024年3月22金/快晴

          トンビが春風に泣いている

          3月、よく晴れた江の島の平日。 朝からふく強風で、波が揺れている。 まだシラスが生まれたばかりの海は、暗いままだ。 足の下をみれば海という崖の道沿いに、 古い食事処が建っている。 柱時計、お品書き、手打ちのレジ、海鮮丼のサンプル。 夏はビヤホールになる縁側の外席。 こんな日は外に坐る客は少なく、 オープンエアをひとり占めできる。 青空のなかを、トンビが春風にのっている。 翼で空気をつかまえ、強い追い風に流れていく。 トンビが下界の獲物を見ていることを、わたしは知っている。

          トンビが春風に泣いている

          行けば思うこと_2024年3月8月/快晴

          ほかの人はどうしてるのか知らないけれど、 わたしは、ある場所にいくと、いつも この前と同じことを考えてしまう。 いつもというより、そうでないことはないみたいだ。 よく学校とか店とか、思い出の場所にいって、 あの頃の「あの考え方」をしてしまうこと、あるでしょう。 さっきまでは自信満々だったのに、 そこに立って、まわりを見たら、いつのまにか 「できるかなぁ」なんて考えてることもある。 これが、家のなかでも、結構そういうことがあって。 引っ越し後で「思い出」がない、まっさらの部屋

          行けば思うこと_2024年3月8月/快晴

          女と戦い_2024年3月15金/快晴

          先日、電車で坐っていたとき、ランドセルの女の子二人に出会った。 さっきの話のつづきかな、 彼女たちはわたしの前に立って、 一人の子がこう言うわけ。 「わたし、夢を見たいからハトになろうかな」 ハト。 ポロッポーと鳴く、あの、ハトである。 夢見るハトとは、なんてかわいいのだろう、 なんて思いながら見ていたのだけど、 わたしのほんわか気分はここで消えることになったのです。 ハトと聞いた片方の女の子が、すぐさま言い放ったのだった。 「でも、ハトは人に石をぶつけられるよ」 で、この悲

          女と戦い_2024年3月15金/快晴

          化粧を落としたら_2024年3月14木/快晴

          なにも、女の身だしなみではなく。 いま流行っている化粧のことを、男の人はどう思うのだろう。 眉が長いや細いはそのときどきで変わることになっているから、 ま、それはそうとして。 いつからでしょうね、 肌を「きれい」に見せるために、表面を「塗りつぶす」ようになったのは。 そりゃぁ、ニキビを見れば悲しくなったりするでしょう。 シミが増えたら落ち込むでしょう。 これさえなければと悔やむ気持ちもよくわかる。 もともとは「きれい」だったはずの、じぶんの肌ですものね。 ただね、このごろとい

          化粧を落としたら_2024年3月14木/快晴

          東京にないもの_2024年3月13水/快晴

          これは前から考えていたことなんだけど。 よく、「東京」にはなにもない、という言い方があるじゃない? まわりを見ればビルばかりで、山や野原がない、 上を見ても空気が汚れて、空に星がない、 獲りたてのおいしいものが食べられない、 人はどこかよそよそしくて情が感じられない、 これではコンクリートジャングルじゃないか、と。 たしかに、「東京」は、消費するばかりの街かもしれない。 どこかの畑で育った野菜を食べ、 どこかの工場でできた服を買い、 それでことが足りるとしてしまう。 その意味

          東京にないもの_2024年3月13水/快晴

          「おすし」の「お」_2024年3月12火/雨

          いえね、このごろ、日本にきた外国観光客のインタビューをよく見ていて。 日本の思い出はと聞けば、 たいていは食べものの話になるわけです。 話を聞いていると、 日本グルメといえば「鋤焼き・天麩羅」だったのは昔のことみたいだ。 それよりも、 「やきにく」が美味しかったです、とか 「おこのみやき」のファンになりました、とか えぇと、あれはなんだっけ…、そうそう、「ぎんなん」? とか 「ちゃわんむし」 「かしわ」 「きむち」なんて、 どこで知ったの? という食べものの名が出てくるから驚

          「おすし」の「お」_2024年3月12火/雨