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村づくり型不動産経営術2 【コンセプトづくり編①目的設定】

 本日は、村づくり型不動産経営術の第二弾の記事を書いていきたいと思います。前回は村づくり型不動産経営術の第一弾として、どのエリアに不動産開発及び地域開発をしていくのが良いか?!そのポイントについて記事にしました。

前回の記事を読んでいない方は是非、読んでくださいね。

 不動産経営をする時に意識する10個のポイントを前回も掲載しましたが、今回は第2弾ということで「そこで創り出す暮らしのコンセプト作り」について掲載していきます。

1.エリア選定
2.そこで創り出す暮らしのコンセプトづくり
3.入居者探し
4.間取り
5.caprate/実質利回り
6.キャッシュフロー
7.資金調達
8.想定売却益
9.チームビルディングと役割分担
10.クオリティコントロール


「そのエリアにふさわしい暮らしをつくろう」

 最初に考えなければいけない事は、エリアの特性をきちんと把握し、エリア開発の「目的」を設定することです。さらにそれを実現するために「戦略」「目標」「戦術」を組んでいくことです。
 それぞれの意味は、下のダイアグラムの通りです。頭の整理に皆さんも使ってみると良いです。大体の人は、自分が企画している「目的」「戦略」「目標」「戦術」がつくれていないため、誰にも理解されないケースがほとんどです。もし、自分が会社に所属していて、自分の企画がなかなか上司に通らない場合も、「目的」から順にどこの部分が理解されていないかを確認していくと良いと思います。そもそも「目的」から理解されていないようであれば、その事業はなかなか内部で受け入れてもらえないでしょう。もしくはあなた自身が組織から嫌われていて、目的が理解されていても反対されているケースが多々あることです。

僕がいつも頭の片隅に置いているダイアグラム

「目的設定」をルーティン化しよう

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