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116 かろやかモーニングルーティン

早朝のさむさもやわらいで、お布団からすっきり出られる季節になりました。
みなさんは、どんな朝を過ごしていますか。

同じ空の下で同じ国で、たとえば同じ街で暮らしていても、ひとりひとり違う朝を迎えています。お天気ひとつとっても、同じ朝はありません。

どんな朝でも、気持ちよく過ごせるように。
ドアを開けたら「さ、がんばろう」と思えるように。

今回は、私のお仕事の日のモーニングルーティンをご紹介します。

ごく普通の朝ですが、こんな朝を過ごしている人もいるのだな、とゆるく見ていただければと思います。

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私の朝時間

7:30 起床 窓を開けておはよう
7:35 お湯を沸かして、白湯を飲みながら朝ごはんの準備
7:50 ごはんをもりもり
8:10 食器の片づけと掃除or洗濯物を干す
8:30 朝のお楽しみタイム
8:45 身支度
9:15 出勤

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7:30 起床 窓を開けておはよう

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私のお家にかかっているカーテンは遮光性が弱い(?)ので、カーテンを閉めていても外の光が透けて見えます。そんな日はなんだかしあわせ。

しゃっと音を立ててカーテンを開けると、たいていきれいな青空が広がっています。
雲がある日もない日も美しい。

窓を開けたら、まだすこしさむさの名残を感じますが、背筋がすっと伸びる気がします。

風のにおいを体いっぱいにとりこんで、私よりもずっと早起きな小鳥の声が聞こえたら、すてきな一日のスタートです。


7:35 お湯をわかして、白湯を飲みながら朝ごはんの準備

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窓を開けたまま、電気ケトルにお水を入れます。
水道から出る水の音を聞きながら、たっぷりのお水を入れます。
それから、お湯をわかしながら朝ごはんの支度をします。
(どうしても元気が出ない朝は静かな音楽を流すこともあります)

朝ごはんは、私にとってとてもとても大切なもの。
はじまりのエンジンになります。

とはいえ、手の込んだものは作りません。
買い置きしておいたパンから、その朝の気分に合うパンを選んで温めます。
トーストにするときはチーズも乗せて。
パンをあたためている間にヨーグルトの準備やくだものを切ります。
お湯がわいたら白湯とティーポットいっぱいの紅茶をいれます。
体をあたためたい日はインスタントのスープを入れることもあります。

木のトレーに朝ごはんを並べたら、ほら元気。
今日も一日、思いやりを持って過ごそう、と思えます。


7:50 ごはんをもりもり

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ごはん中は音楽を流していることもありますし、仕事上、ニュースのチェックが必要なときは8:00からニュースを流すこともあります。
無音の日もあります。

無音の日は外の音(鳥の声、風の歌、雨のしらべなど)を聞いていることが多いです。

音がないときは、ひと口食べるごとに、そのものをより味わうことができる気がします。

たっぷりいれた紅茶のあまりは、水筒にいれます。
(私は猫舌なので、朝食後のすこし冷めた紅茶がちょうどいいのです)


8:10 食器の片づけと掃除or洗濯物を干す

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この時間はがんばりタイム。
どれだけ効率よく済ませるかがポイントです。
食器を洗って、前の晩に洗濯を予約していたら、できあがった洗濯物を干します。
私の場合、洗濯は2〜3日に1度なので、洗濯をしない日はさっと掃除をします。
植物の水やりは毎日。前日お米を炊いていたら、じょうろに入れておいたとぎ汁をあげます。

ゲーム感覚ですいすいこなしたら、家がすこし整って気持ちも軽やかになります。


8:30 朝のお楽しみタイム

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私にとって、心を整えるための大切な時間です。
身支度を始めるまで約15分。好きなことをします。
よくすることを三つあげます。

① ノートを書く
読んだ本の感想を書いたり、noteの記事の構想を考えます。
文字を書くことによって、同じことを何度も考えることを防げます。
考えがまとまらないとき、アイデアがたくさんあるとき、なんだか落ち込んでいるときも、書いて思考を前に進めます。

書き終わったら頭の中がすっきりします。

② ヨガをする
これもひとつの思考整理術です。
体をほぐしながら、浮かんでは消える思いや考えを浮かぶままにします。

その思いにとらわれないように、「私は今、こういう風に思っているんだ」と客観的にとらえます。


③ 読書
長編を読み始めると止まらないので、詩集を読みます。
ひとつかふたつ、声に出して読むこともあります。

「これはどういう意味だろう」や「私も同じ気持ちになったことがあるな。こんな風に表現するんだ」と言葉が持つ力を味わいます。

そういったほかの人の感受性を知ることで、豊かな気持ちになれます。


8:45 身支度

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歯磨きやお化粧、着替えをします。
今はマスク着用なので、目もとのお化粧を楽しんでいます。
アイシャドウって楽しい。仕事上スーツを着用しなければならないので、派手な色は使いませんが、毎日微妙に色を変えています。
同じブラウン系でも、ピンクが混ざったようなあまいブラウンや、やさしいオレンジブラウン、ナチュラルな淡いブラウンなど、組み合わせは無限大です。

その日の気分で混ぜたアイシャドウの色をほめてもらえると一日ごきげんです。
(でも二度と再現できません)

髪型も日によって編み込みを入れたり、ハーフアップやローポニーテールなど簡単なアレンジをします。


9:15 出勤

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いよいよ出勤です!
最後に鏡で顔と髪型、服装をチェックしてマスクをつけて出かけます。


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いかがでしたか。
これが私のモーニングルーティンです。

暮らしを積み重ねていくと、ときにはくたびれてしまうこともあります。
もちろん、私にもあります。

そんな日は、今回ご紹介したルーティンのとおりにはとてもなりません。
でも、それはそれでいいのではないかな、と思います。
食欲がどうしても出ない日は白湯だけ、ねむたくて体が重たい日は掃除をお休みしてそのぶん少しねむる。

がんばれる日にきちんとすれば、そういう融通もきくのかなと思います。

お天気ひとつとっても、同じ朝はないのだから。
そして、どの朝も等しく大切なものだから。

次の朝もがんばりましょ。


今回も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。


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おまけのイラスト話
いつも遊びに来てくださる方なら「およ?」と思われたかもしれません。そう、今回はイラストの雰囲気を少しだけ変えてみました。

私がいつもイラストを描くときの手順をざっくり言うと、スケッチブックに何枚か下書きをして(これに一番時間がかかります)→下書きの中から一枚選び、スキャンしてデータ化→iPadでペン入れ&色つけ というものです。

しかし、今回はイラストをたくさん使った記事にしたかったのです。
そうなると、上記の手順でイラストを描くと、記事を仕上げるまで一か月かかってしまいます。文章はできているのに。

(一か月もかかるなんて…途中で挫折してしまう…)
↑根性なしの心の声

そこで、もっと気楽に描こう!と思ったのです。
いつも注力している「繊細さ」よりものびのびとした「線」に力を入れることにしました。

言ってしまえば、下絵なしの一発書きに挑戦したわけです。

今回載せているイラスト七点は、すべて下書きなしです。
頭にあるイメージをそのまま描きました。イラストの構成だとかモチーフの大きさとか考えずに自由に描きました。

結果としては、本記事のタイトルである「軽やか」なイメージと合うようなイラストにできたのではないかなと、自己満足しています。

下書きというマップがない、真っ白な場所にペンを入れていくということは、非常に緊張しましたし、むずかしさも感じましたが、「描く」楽しさを改めて味わうことができました。
そうそう、昔は下書きなんてせずに、ただ手が動くままに描いていました。そのデッサンが多少くるっていても、手作業のあたたかさであったり、イラスト特有の個性が出ていて良いものとなっていたな、と。

なにが言いたいかと言うと、いつもと違うスタイルでイラストを描いたら楽しかった、ということです。

一枚でも、この描いているときのわくわくが伝わるようなイラストになっていたらいいな、と思いました。

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Twitterもしています。
ゆるゆるとプチふむふむともくもくをつぶやいています。
写真やnoteで紹介したイラスト、ときどきおはようイラストも載せています。
ぜひ遊びに来てくださいね。
アカウント名:@fumu_moku
URL:https://twitter.com/fumu_moku


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