見出し画像

Vol.2 意思を持った声/ワンオペお風呂

息子 0歳3か月25日、生後116日目。

生後2か月頃、「あー、うー、くー」といった高くて可愛い声を出すようになった。クーイングというらしい。自分から音が発せられるのを楽しんでいる様子で、私も応えるように「あー、くー」などと言うと嬉しそうに笑った。おしゃべりたまらん。

ここ1週間くらいで、クーイングとは違う大きめの声を出すようになった。ああああ!う゛~~!ふぐ!うぐ!っんーーーーー!
その声には、はっきりと彼の意思がのせられている。だっこして!もっとあそんで!もうねむいんですけど〜!音が出ることが分かったら、その音を使って意思表示をするのだ。すごい。小さな小さな身体で、この広い世界での生き方を体得し、実践している。

彼を通して自分が進化してきた過程を振り返っているような気分になった。

育児ってたのしい。


==

息子の就寝時間は19時半。18時半にお風呂に入り、19時授乳→就寝の流れだ。平日、夫の帰宅は大抵20時を過ぎるので、私が1人でお風呂にいれて寝かしつけまでする。
最初の頃はワンオペお風呂がとにかく苦手で、毎日夕方になると憂鬱だった。バウンサーかベビーベッドで息子を待たせ、その間に自分が高速でシャンプーなどする。息子は毎日爆泣きしていた。

首がしっかりしてきてからは、スイマーバ(首につける浮き輪)を使うようになった。もともとお風呂が大好きな息子はすぐに慣れ、1人でいい子にお風呂に浮かんでくれている。私もそれまでよりはゆっくり洗えるようになって、気持ちに余裕ができた。ただ、窒息や溺れるリスクが怖いため、常に浴槽の中の息子からは目を離さない。

息子はというと、私が洗い場にいる間、ずーーーーーっと、1秒たりとも目を離さず、私を見ている。ぷかぷか浮かびながら、泣くでも笑うでもなく、ただこちらを見つめている。私も1秒たりとも目を離さないから(シャンプー中も洗顔中も)私たちは常に見つめ合っている。彼はふわふわ水中に浮遊しているため、身体が私とは逆を向く瞬間もあるが、そんなタイミングですら、首だけこっちに向けて私を見ているのだ。スペシャルすぎる。超超超超超かわいい。。。。

こうして、憂鬱だったお風呂の時間は1日のご褒美タイムに変わった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?