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個人事業主で貫くのか、法人化で一歩を踏み出すのか。

皆さん、こんにちは。
20代女性柔道整復師、しばすちゃんです。

この業界にいるとよく聞く祝福の声。

【開業おめでとう!】
【法人化おめでとう!】

この言葉が一番多く聞く印象があります。

接骨院を開業する時は
いろんな形があると思います。

週末だけ自宅で開業する方もいれば、
場所だけ借りて開業する方もいれば、
がっつり場所を構えて開業する方もいます。

全部共通して言えることは
最初は独立したては個人事業主スタート、と言うことです。

開業して少し経つと
【法人化】という言葉が聞こえてくると思います。

法人化ってしたほうがいいのか…?
法人化を考えているが、どうしたらいいのか…?

そのサポートも全国統合医療協会がやってくれるのです!
コラムを見ながら一緒に確認してみましょう!



法人設立について

☆法人設立の基準

ずばり額で言うと
【年収が600万円を超えたら】だそうだ。

個人の所得税に関しては、累進課税方式で計算する。
一般的に累進課税方式では年収600万を超えてくると
税負担が多くなると言われている。
※家族構成などにより年収から控除される額が異なるため、詳細は税理士などにご相談ください。

売上が〇〇円を超えたら…?

一般的に売上が【1000万を超えたら】課税事業者になるため、
法人化する事により
売上を生み出すために使った費用を正しく計上することが可能。

※ここでは健康保険の売上は除外して考えています。
課税売り上げの対象外の為です。

☆その他の判断基準

他にも従業員が数名以上になったら等など
判断基準は人それぞれだが
目安として参考にしていただければと…。

法人化設立の注意

法人化は個人ではできませんので
税理士や行政書士に必ず相談しましょう。

続いて
個人開業、法人開業のメリット/デメリットを
コラムを確認しながら、解説していく。


個人開業のメリット

☆比較的簡単に開業できる

届け出をすれば法人より比較的観点に個人事業主として開業できる。

法人は行政書士などに相談しないと難しい場合も多くあるが
個人事業主は個人で届け出を済ませる範囲が可能。

個人開業は、それなりに縛りがなく
自分のペースで開業ができそうなイメージはある。

☆法人より費用が抑えられる

法人は最低でも年間の法人税7万と税理士への報酬がかかる。
個人事業主は比較的初めての開業で選択する場合が多い印象。

最低でも年間7万円…
法人化する前に何かにこの7万が使えるのではないかと考えてしまう。

個人開業のデメリット

☆社会的信用度は法人に比べて劣る

住宅ローンや賃貸物件を借りる際の審査などで比較的厳しく審査される

確かにローンだけでなく、クレジットカード類も厳しくなる。

☆経費にできる幅が少ない

比較的経費の割合が高い賃料なども
個人の場合は経費にできる金額が少額

開業すると、お金はかかる。
経費で落としたいけど、その幅が少ないとなかなか落としたくても落とせなくて
負担が増えるのは事実。

法人開業のメリット

☆社会的信用が高い

個人事業主と比較すると社会的な信用は高いとされている。
経営者個人が住宅ローンを活用したい場合などは、
法人であっても代表者法人の資金繰りや経営状況も大切なため。

法人化できているってことは?
と社会的な心配要素が減るんではないかと。

☆経費にできる範囲が広い

中小企業の場合、税務上接待交際費年間800万円まで
全額経費計上できる。

これは大きい!
自分のためにも、院のためにも、
いい環境にするには、いろんなところに時間やお金をかけたい。

☆個人の所得にする金額を経営状況から判断できる

役員報酬や賞与、退職金も経費計上できる。

ここは強い。
自分で決められたり、判断できると無理はしない環境になる。

☆所得を分散することができる

家族が事務作業などを手伝っている場合、
個人への給料を分散して支給することができる。

ここも自分で決めれるのも自由が効いている。

法人開業のデメリット

☆開業時に個人事業主よりも時間と費用がかかる

個人に比べ、設立が複雑であったり手続きに時間かかる。

ここが多分一番の面倒な部分。
複雑だと自分でやろうとすると苦しい。
ここは周りに助けを求めるのも一つ。

☆維持費がかかる

税理士への顧問料や法人を運営していることによる法人税7万円は少なくとも
支払いする必要がある。



いかがだったでしょうか?

開業した接骨院の経営状況や規模によって
個人事業主で開業か、法人設立をして開業したほうがいいのか
考えたほうが良さそうです。

今コラムを読みながら解説してきましたが、
法人化は無理にしなくてもいいのかな、と。

と言うのも、
安定してないのに法人化をしてしまうと
確かに経費は多く使えたり
できることは豊富かもしれませんが、
縛られることもありそう…

お客様のためにも、
自分たちのためにも、ある程度安定してからの方がいいのかもしれません。

今回のコラムはこちら。
https://zenkoku-iryo.com/column/opening/opening_of_osteopathic_clinic/

また書きます🙌🏻

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