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橋頭堡を確保せよ!フリーアイデアマンという名の戦闘工兵かく戦えりという自分語り

今回は、自分のフリーランスとしての働き方からある共通項を見出しており、それが重要なクライアントに同じく指摘され評価された点があるのでここで少し紹介し、「できること」「好きなこと」「求められること」の三属性をうまくコントロールするフリーランスの働き方を考察してみたい。

(定型文)こんにちは。名古屋を中心にウェブ制作、マーケティング、商品開発、企画、釣り事業マーケターなどなんやかんややっているUtility-arts.comの大林と申します。記事の最後にリンクなどまとめておりますので良かったらそちらもご覧ください。
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これまでを振り返ると、「立ち上げ」「前例なし」「トライアル」が共通した仕事内容だった

行きがかり上、なんとなく始めてしまった個人事業と講師業。そこで任される仕事には結構な割合で「やったことがない案件を任せる」という形で入ってきた。

講師業としては、美容学生にデッサンの基礎を教えたり、パーソナルカラリスト検定対策講座をやったり。パーソナルカラリストなんて資格は持っていないが、3級なら比較的カンタンとはいえ、今でも即合格できる自信がある。これは、「1ヶ月後にスタートしたいのでテキストを送ります。4ヶ月でなんとか合格させてください。先生美術畑だからなんとかなるでしょ」という無茶ぶりであった。
それで、1ヶ月のあいだ独学で内容を学んでいくのだが、この公式テキストというのが、実に冗長で、無駄にテキストが叙情的で、参考書としての体をなしていない。色彩学は科学なのに、図も少なく、読み物としては面白いがこれはテキストと呼べるのか。結局これを分解して参考書的なノートを作成し、授業に活用したが、これが結構好評だった。

その次に取り組んだのは、「留学生にオフィスソフトの検定を受けさせるための講義」である。これも、2年かかって表計算3級とかのレベルだったものをどうにかレベルアップさせなければならないミッションで、年々生徒も増え続け、カオスだった。うまくいっていたときは、学生が優秀なのもあって表計算1級(フィルター、データベース関数、グラフ処理など結構高度)を合格する例はちょこちょこ出た。

それから、ウェブ系の講師がいない、ということで、HTML+CSSとウェブサイト運用、マーケティング領域まで担当する講義も続けているが、ここにマーケティング領域の内容を盛り込んだのは私のアイデアで持ち込み事案である。就職後、中小企業でウェブ担当者として、外部のウェブ関連業者をうまく活用したり、自分でできることは自分でできたり、というのがテーマであるが、たぶんこれは学校主導のカリキュラムでは思い至らないだろうと思う。HTML覚えたら終わり、となってしまうだろう。

とまあ、こういう感じで講師業のキャリアを積んできた。どうせやるなら自分でなにか新たな要素を盛り込んだり、あるいは、色々滞っている問題を解決したり、初めて採用するカリキュラムに飛び込んだりしてきた。これが結構緊張するが、やりがいがあって楽しい。自分の勉強にもなり、フリーランスの仕事としても基礎知識が増えるほど応用が効く。

すでに来年度の根回しがあって、また新たな検定課題についての対応を求められているが、これも模擬試験問題をやってみたところ、抜けている知識を補完すれば十分成り立つだろうといえる程度は理解できていた。

ウェブや企画などの分野まで書き始めると長くなりすぎるので、今回紹介する事例はこの辺にしておこう。

たまたま来年度は新たな分野でスタートできるから良かったものの、正直ここ数年は講師業に伸びしろの限界を感じていた。次のステップに踏み出そうという機運が自分の中で高まっている。

新たに学んで形に落とし込み、事業を動かすベースを作る

そうした経験を積んできた結果、何かの専門家として一つの知見や能力がずば抜けているというわけではないが、調査、分析、定着までの能力が高い、という評価を得られた。伴走型ウェブコンサルタントとしては、立ち上げ期が最もやりがいがあって面白いと感じているが、それがちょうどニーズと重なるところが自分の主戦場になりそうだ。

今後は、そのへんも自分の売りとしてもっとアピールしていこうと思っている。

ただ、単なるウェブコンサルティングだと実質人月商売である。潜在的に費やす時間を考えると頭打ちが目に見えている。次の課題はこれの突破。その手がかりが得られれば、人生は切り開けそうだと思っている。そこは、やりたいことでなくとも、できることを淡々とやっていく、という領域でいいというか、そうでないと先に進めなさそうだと思う。

やりたいことの実現はその次のステップ。

ただ、興味のある領域で、できることをぶつけてみる、というプロセスは収益性はともかく、やってみてとても楽しかった。楽しいから続くし、実績もついてくる。遠回りだが、これはこれで良かったと思う。公私を超えてつきあえる仲間がめちゃくちゃ増えたのも大きい。

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