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セイのカクリツ:「多様“性”」に満ちた未来をいきる

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太古の時代、生物の「性」は一つのみであり、細胞分裂や株分けで自分のクローン体を増やすだけだった。そこから「メス」と「オス」に分化し、遺伝子交換によって生殖するようになったのは「多… もっと読む
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2016年7月の記事一覧

「つらい思いをして生き続けている人たちを殺してあげる」という考え方の狂気、あるいは正当性について、自分のこととして考える

「つらい思いをして生き続けている人たちを殺してあげる」という考え方の狂気、あるいは正当性について、自分のこととして考える

 相模原でとんでもない事件が起きました。ただ、テレビのニュースのほとんどはこの事件を「頭のおかしい奴が、麻薬でラリッてとんでもない悪行を行った。これ、ちゃんと事前に取り締まれよ」という論調で描いています。ただ、この事件はそのような論調で片づけるには大きすぎる事件です。

 私の認識では、大量殺人を起こした犯人は今でも「自分は正しいことを行ったのだ」という信念に揺るぎがないのだと思います。その考えは

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