花のもとで 〜2023年8月の詩〜

花のもとで

明滅 振動 爆音
群星色の海空に乾いた花咲き
桜も驚く一瞬の出来事

群衆 仰角 恍惚
一発ずつ地が固まる二人
星も羨む不思議な効果

硝煙 吐息 色香
大気に消える前に掴み取れ
海も囁く甘い音色
 

著作より

職場で不意打ち的な退職届の記入を迫られているせいで、症状が再発しかけている💢 ともあれ、今日もいい日にしましょう。
という中での花火。去年は久々の花火大会ブームだったように思う
今年はどんな花を見られるのだろうか。。。
いつか第4連を公開できたらとも思うけれど、完全に蛇足だろうな

自由詩は定型は無くなったからこそ自由に定型を考えるのも楽しい時間である。もっとたくさんの詩を読みたいと思わせてくれる。

以下はこの詩の経緯と説明になります!(説明の部分は、著作に載っているもの原文ですね)

今年はコロナ禍が終わって久々に様々なイベントが開放された。社会的にはとても喜ばしいことであろう。花火大会もその例外では無い。
 諏訪湖の花火大会は平日でも毎日開催するのがお決まりらしい。大きな花火大会も良いが、日常的に花火を見られるのはとても素敵である。美しかったし、忘れられない夜になった。
 唐突だが、すぼ手の線香花火というものがある。線香花火はこよりで練られた手に持つものがメジャーだが、元は線香の香炉に立てるものであったことを九州で学んだ。製図の授業をサボって「筒井玩具製作所」に行ったことは良い思い出である。どこか火を眺める時間は心象風景的であり、今年の場合はこの花火大会が印象的であった筈だ。
 詩は何かをかくときに熟語が3つ並ぶと気持ちが良い。これを実現させてもらった。実は第4連まで書いたがそれは秘匿させてもらおう。

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