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ハンドメイドのバトン〜2023年10月の詩〜

ハンドメイドのバトン

一本の箒がある
糸の折り方 毛の束ね方 先の整え方
いや、そんなものはない やり方などないのだ
ただあるのは手の動きである
何度も繰り返せ その先に未来が紡がれる
一つ一つ組み上げられる そこに生活がある

一つの物語がある
見て学び 見て学び 見て学ぶ
技を盗むとはそういうことだろう
長い時間に魅せられ飛び込んだ人は
同じ事を積み上げて一体化する
こうして一人の国宝はできあがる

これからも伝わっていくべきものがそこにある
一人一人の手でつくられた見えないバトン
扉を開いて明日へと届け

著作より

気がついたらlinebot選手権の締切まであと一週間もない状態で焦ってはいるが、それも禁物か。結局アップデートできずに締切を迎えそうな・・・・
ともあれ、学びのチャットbotです。よければ追加してください。
シナリオゲームなどを配信しています。

さて、ご縁をいただいて足を運んだ「明日への扉ギャラリー」さんだが、最近は行けていない。
詩を書くのも共通している気もする。
ただ、最後の第三連目の書き出しは芸がないと思ってしまった。いつか再編集しよう。

以下はこの詩の経緯と説明になります!(説明の部分は、著作に載っているもの原文ですね)

伝統工芸を飾るギャラリーを訪れた。一箇所に全国の素敵な作品が集まる。小難しい解説ではなく、作品を作る職人のプロフィールや経歴がわかるようになっている点も推しポイントである。
 福岡では焼き物や織物をよく見学に行った。酒蔵体験もさせて頂いた記憶もある。忘れていた何かを思い出すような体験をした。聞けば、その職人がいなくなったら潰えてしまうという伝統もあるそうだ。
 ワタシにできることは何か。きっと1つ1つ手を動かすような職人的な動きが求められているのではないかとも思う。at homeさんの「明日への扉ギャラリー」ぜひ訪れてみてください
詩はアートや工芸というものの、組み上げられ作られ、受け継がれていく感覚を言葉に落とし込みたかった。やり方や製法にすっべて落とし込めないからこそアートなのではないかと思う。(最近はA I学習で職人の手つきを再現とかあるけど。残りは侘び寂び?)が、書いていてもどかしい。改めてもっと詩を学びたいと思う。

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