見出し画像

他人との比較で簡単にパフォーマンスが下がってしまう。そんな時は○○と比較してみるといい、という話。

どうもこんにちは、藤見です。

自分の仕事に自信が持てなくなったり、同期に比べて自分はダメだと落ち込んでしまったり、はたまた同世代で輝かしい結果を残している人を見て勝手に萎縮してしまったり、と。

僕らは少しでも油断をすると

1、他人(他社)を自分をすぐに比較してしまう。

2、そして自分のパフォーマンスを落としてしまう。

といった2ステップがセットになってしまうところがあります。


そんな時思い出すようにしている言葉がこちらです。


比べるべきは過去の自分


まず僕自身の例を出すと、

それまで勤めていた会社を辞めて、1人で「えいやー」と会社を作って、全国のデイサービスや介護施設に出向いて、セミナーや研修をし始めました。


そういった仕事を7年以上続けていると、仕事を通じて出会う人の大半は「藤見さんの仕事のメインは話すことですよね」と思われがちです。

でも、実際のところはクライアント先の事業所パンフレットを作成したり、イベント用の販促チラシを作ったりといった「作りモノ」も全部一から作ることが珍しくありません。


つい先日も、あるデイサービスで初めて取り組むランチクーポンのスタンプカードを作ったり、別のデイサービスのスタッフ紹介冊子を作ったりしてました。


現物を手にして嬉しそうにしているスタッフさんに

「コレもアレも、藤見が一から作ってるんよ」


そんな話をすると…

驚かれます。


何故この話をしているかというと

チラシやパンフレットの作成時にイラストレーター(Illustrator)を使用するようになったのは本当に最近なのですが、イラレを使っていると言うと「本格的ですね」と言われることがあります。


でも、


ぶっちゃけ僕のイラレスキルは一般的に見て「下の中くらい」です。


(良くて中くらい)


これは自分を卑下しているわけでも、謙遜しているわけでもなくて、本当に冷静に客観的に考えたら「今はそのくらいだろうな」と思えるんです。


試しにSNSを覗いてみてください。


本気のイラストレーターさんやプロのクリエイターが仕上げた「綺麗なチラシ」や「見栄えが良いポスター」さらには「知っていると役立つ小技やテクニック」がゴロゴロと転がっています。


これらを見て「あぁ、やっぱりこの道で食っているイラレマスターの人に比べれば自分なんて下の中だな」と思います。逆立ちしても勝てないし、太刀打ちできるとは到底思えないんです。

(自分はまだ「はじまりの村」を出て2つ目のダンジョンをやっとの思いで乗り越えた程度。でも彼らは最終段階の「魔王の城」に挑む勇者御一行。そのくらい差を感じます)

とまぁ、

イラレを扱っている人の中にはマジの職人さんがゴマンといるわけですから、まさか自分のスキルが高いなんてことは1ミリも思いませんし、今後も勘違いをしたり自惚れることもないと思います。

とはいえ、


自分のパフォーマンスは上げていきたいわけなので、その時は間違ってもプロ(他人)との比較はしないようにして、ただ淡々と粛々とやるべきことをやるのがいい、と思っています。





企画に合わせたデザインを考えて実際に配布してみる。

それによってどんなアクションが起きたのかを見る。

そんなことを淡々と続けていく。

「もっと上手にやっていそうなプロがいるんじゃないか?」
「もっと良いデザインに仕上げてからやるべきじゃない?」

周囲のアレコレが気になる気持ちを一旦横に置いて、


とにかく粛々と続けていると「あるコト」に気付きます。



あ、なんだか昔よりも・・

上手な伝え方ができているなぁ、
丁寧なデザインが作れているなぁ、
見やすい工夫が出来ているなぁ、


と。


そうした気付きが得られるのは、どこかの他人と比較したからではなく、粛々と続けてきた「過去の自分」がいるからに他なりません。



これまで取り組んできた一枚一枚のチラシやパンフレットを振り返って「当時はこんなことにも手こずっていたなぁ」とか「今なら簡単に処理できることにも苦戦していたなぁ」といった具合に、過去から現在を振り返ると「ちゃんと成長しているな」と気付くんです。


最近は、その気付きが自分を楽しくしてくれるので、以前よりも前向きに取り組めるようになってきて「次はこんなデザインを試してみよう」と積極的に向き合えています。



ぶっちゃけ・・あの人より上手に作りたいとか、あの一枚よりデザインは良くしたいとか、あの企画よりも工夫を凝らしたいとか、とかとか。


そんなことばかり考えて躍起になっていた頃は、仕事とはいえイラレを触るのも嫌というか、しんどい気持ちではあったんですよね。


作業がまったく楽しめていない状態で、ゴールのないマラソンをしているようなエンドレス感が辛かったんです。



でも、さっき書いたように最近はまったく違っていて、どんな企画でも、何を作るにしても、その一つ一つを楽しみながら作れています。




結果を出そうとする意志が強いことは良いことかもしれませんが、それが意地になってしまうとやっぱり周囲の(他人の)ことが気になってしまうと思うので、そんな人に改めてアドバイスです。

まずは過去の自分の実力と比較してみてはどう?


他人との比較ではなく、その対象を「過去の自分」に置き換えてみてはどうでしょうか。

僕のイラレとの向き合い方は案内イイ例だと思いますw


簡単に元気をなくし気力が萎えてしまう他人との比較よりは、心身ともに健康に前を向いて頑張れる自分に気付けるかもしれませんよ。




それでは、また!

ここまで読んでくださってありがとうございます!