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遠隔での法事「スマ僧侶」

葬儀や法事も新型コロナウイルスによる緊急事態宣言下では大変厳しい状況です。

特に葬儀は必ず行わなければなりませんが、法事に関しては「先に日程を延ばす」という選択ができるため、ほとんどの人が集まっての法事はキャンセルになっており、僧侶の方にとっても大変深刻な問題です。

3密に該当する「葬儀・法事」

元々、法事・法要・葬儀での僧侶の読経はいわゆる「3密」に該当します。故人を弔うため、最期に遺族や親戚、ご縁のあった方々が集まり行うものですので「3密」になるのは当たり前なのですが、このご時世ではやはり避けられているのが現状です。

冒頭にもありますが、葬儀はともかくとして、法事は延期という選択ができるために現状はほとんどキャンセルになっています。

僧侶が読経を行い、ご遺族が故人を供養・お見送りする大切な場が失われつつあります。

遠隔での法事・相談「スマ僧侶」

感染拡大により懸念されている「医療崩壊」「葬儀崩壊」を防止しつつ、故人へ心のこもった供養・お見送りができるように様々なプランを検討しておりました。

こうした検討の結果、電話・ZOOM・LINE・SKYPEによる僧侶の読経・相談サービス「スマ僧侶」の開始に至りました。

流れとしましては、

①電話またはメールによりご相談
②法事・法要・相談・読経の⽇時の決定
③スマ僧侶にて僧侶の⼿配
④通信⽅法の決定(電話・LINE・ZOOM・SKYPEのいずれか)
⑤通信確認
⑥事前にクレジットカード決済またはお振込み
⑦法事・法要・相談・読経の時間に僧侶からご連絡(事前にご決定いただいた電話・LINE・ZOOM・SKYPEのいずれか)

(本サービスの料金)
スマ僧侶の法事・法要:30,000円~
スマ僧侶への相談:1時間3,000円
スマ僧侶の葬儀での読経:60,000円~

遠隔での葬儀・法事の需要性

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従来、葬儀や法事は「その場」に立ち会ってこそ価値がある。しっかりとした別れができると言われます。

この考えは私も同感です。やはりその場で立ち会えるのであれば、立ち会えた方が良いに決まっています。

しかし、何らかの事情があり立ち会えない場合も当然あります。
今回の新型コロナウイルスにより緊急事態宣言はまさにそれに該当します。そして平常時でも、遠方で伺えない、高齢のため葬儀・法事に立ち会えないという声が既にございました。

また、緊急事態宣言下ではありますが、3密を避けてしっかりとお経をしてあげたいという方も一定数いらっしゃいます。

この状況下でもお寺様によるお経をして差し上げることで、気持ちが晴れる遺族も当然いらっしゃいます。多くの葬儀・法事・終活における「選択肢」をこれからも発信して参ります。

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