満月ぽん太_言祝ぐ大人でいたい

今昔ポンコツコントエッセイっぽいのとか詩とか。人並みに艱難辛苦超えてきたつもりの人生も…

満月ぽん太_言祝ぐ大人でいたい

今昔ポンコツコントエッセイっぽいのとか詩とか。人並みに艱難辛苦超えてきたつもりの人生も、これからは「みんなそんなに心配しなくて大丈夫」って言祝ぐ大人でいたい。サラリーマンとフリーランスの半々生活で、コーヒーと酒と海と綺麗なものと余白とあそびと自由が主食 #たぶん幸福論

マガジン

  • なんか色々 エッセイっぽいもの

    雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑 お前は既にいい人

  • 僕なりの幸福論 エッセイっぽいもの

    本当の幸せなんて、旅の終盤にしか気づけないものだよ。と、鳥かごを抱えた兄妹が言ってた。 過去にはかなりの致命傷を負ったけど、それでもそこそこ楽しい人生。僕なりの幸福論。

  • お酒のこと エッセイっぽいもの

    BARとか居酒屋とか楽しみ方とか失敗とか、お酒に関する幸福論的な色々

  • 仕事の事 エッセイっぽいもの

    ぼちぼち社会人生活も長くなってきてるんで、若者たちに参考になったりならなかったりならなかったり。

  • 昔話 エッセイっぽいもの

    学生時代とか幼少期とかのろくでもない話。こんなんでも大人になれるんだ生きていていいんだ!って、勇気の欲しいあなたに。ぜひ。

記事一覧

rainy

虚空に指先を伸ばす 古のひとびとも 探していた 暗闇の向こうに 長い旅の果てに ただ数文字 それは 君の心の糸と繋がった もともと君の物だったもの 誰かの言葉は…

風止む季節

小さな選択を重ねて 正解だけを拾い集める あつめても あつめても 両手は満たされず 錆びつき硬くなっていく心 出会えて 出会えたものに与えられて 孤独な夜に 幾…

Legato

海わたる風は 白い花の香りを運ぶ せせらぎの変調と 命の眠りの深さが 僅かな闇の残滓さえ 身体の奥深く閉じ込めていく 冬は大地に還り 冬は世界に変わ…

光に風

夜の残滓がきらめく 夢にまで見た世界 羽をたたんだままの僕には まだ眩しく 涙はまた湧くのだろう 哀しみの源泉が 人である限り 手触りのない世界を…

あさがくる

ことばから 言葉が生まれた時 想いは曇りゆく 瞬く間に 誰もがそれを知っていて 誰もが優しくて 誰もが それを忘れている 僕の哀しみと 君の涙の意…

まだ寒い朝に

想いのひだに潜む 本当の意味を知らない あの日も 今も 同じ言葉を持たない僕らは それぞれの宇宙を持つ 寂しい命 それでも 不安なじかんには かじ…

冬のうた

何も見つけられず 理由を探すだけの 凍える朝 今は 南から吹く風に ざわめき 怯える ここは暖かすぎる 君の言葉が 僕の胸で 溶けていく …

境界線

あなたの優しい言葉は 誰にも向いてはいなくて かすり疵さえも 洗い流せないで 天球のように 空洞をはらんだそれは いったい誰のための 心 …

風波

世界の片隅で 答えを探し続けた 嵐の神に祈る どうか僕を 憧れの地にと 祈りのことばは 言葉を結ばない いつか消えゆく未来 凪ぐことを知らな…

ハレ

衛兵の姿も もはや 侘しくさびれ 僕はただ ときめく心臓の 指し示すほうへ 色あせない そこには 目もあやな曲線 透き通る 七つの大地 退…

感情を吐き出し 言葉は虚空を彷徨う 僕は 命のみぎわを目指し 古びた世界をさがしつづける そこは かけがえのない 静かな宇宙 失ったことばは…

やさしい人

君は よりよい案内人で 慈しみを忘れない 未来からの善人 ただ 指さすそこには 空の部屋があるだけ また僕も 過去を旅する 耳に残る すべて…

解く

あの堅牢な家にも 迷路は存在し この手の細糸は かつては信頼だったもの かつては執着だったもの かつては郷愁だったもの 絡まりを不器用に 緩める 世…

今は遠い場所から

横たわる旅人に 優しい言葉もかけず 視線を上げた 執着と 不安にからめとられ 吐きだし続けたことばは 誰のためのものだったか 今は思い出せずに …

そうして僕は

満ち足りたじかんは 目もあやに 辛かったはずの四肢は いつしか輪郭を失う 過去への郷愁は うたかたの邂逅 ただ 生きていた そして 生きていく …

kuon no setsuna

執着した涙も 潔さを失った喉も ただの記憶 選び 手に残る今を 宇宙に捧げる 僕は引きずり出される 青いだけの空のもと こまぎれのことばをつ…

rainy

虚空に指先を伸ばす 古のひとびとも 探していた 暗闇の向こうに 長い旅の果てに ただ数文字 それは 君の心の糸と繋がった もともと君の物だったもの 誰かの言葉は 君のことば いつかまた 寂しい誰かに そっと手渡すためだけに 優しい僕らは生まれてきた (779日)  #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論  #自由詩 #眠れない夜に #rainy

風止む季節

小さな選択を重ねて 正解だけを拾い集める あつめても あつめても 両手は満たされず 錆びつき硬くなっていく心 出会えて 出会えたものに与えられて 孤独な夜に 幾度も祈ったはずの願いは 姿を失っていく 降り落ちてくることばを 僕に それから君に 僕の知らない命でいっぱいのこのじかん いつかの実りのために 答え合わせは もっと ずっと未来に (778日)  #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論  #自由詩 #眠れない夜に

Legato

海わたる風は 白い花の香りを運ぶ せせらぎの変調と 命の眠りの深さが 僅かな闇の残滓さえ 身体の奥深く閉じ込めていく 冬は大地に還り 冬は世界に変わる 涙越しに見えた世界も 一縷の幻光も また 美しい 絵画の輝きに (778日)  #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論  #自由詩 #眠れない夜に # legato

光に風

夜の残滓がきらめく 夢にまで見た世界 羽をたたんだままの僕には まだ眩しく 涙はまた湧くのだろう 哀しみの源泉が 人である限り 手触りのない世界を 僕は進んでいく 誰よりも狭い歩幅で いつか輝く太陽のもとへ いつか僕の奥深くへと (777日)  #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論  #自由詩 #眠れない夜に #光に風

あさがくる

ことばから 言葉が生まれた時 想いは曇りゆく 瞬く間に 誰もがそれを知っていて 誰もが優しくて 誰もが それを忘れている 僕の哀しみと 君の涙の意味を ひとつにはできないだろう 流れる血を 溶かし合うことなら あるいは (776日)  #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論 #毎日note #自由詩 #眠れない夜に #あさがくる

まだ寒い朝に

想いのひだに潜む 本当の意味を知らない あの日も 今も 同じ言葉を持たない僕らは それぞれの宇宙を持つ 寂しい命 それでも 不安なじかんには かじかむ手を取り合える 命は どこまでも頼りなく どこまでも温かい (775日)  #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論 #毎日note #自由詩 #眠れない夜に #まだ寒い朝に

冬のうた

何も見つけられず 理由を探すだけの 凍える朝 今は 南から吹く風に ざわめき 怯える ここは暖かすぎる 君の言葉が 僕の胸で 溶けていく 氷の粒が肌に触れて 白い命が芽吹くように 僕はまた ざわめき 怯えている (774日)  #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論 #毎日note #自由詩 #眠れない夜に #冬のうた

境界線

あなたの優しい言葉は 誰にも向いてはいなくて かすり疵さえも 洗い流せないで 天球のように 空洞をはらんだそれは いったい誰のための 心 しなやかに 曖昧に 季節の刻む 時は美しいのに (773日)  #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論 #毎日note #自由詩 #眠れない夜に #境界線

風波

世界の片隅で 答えを探し続けた 嵐の神に祈る どうか僕を 憧れの地にと 祈りのことばは 言葉を結ばない いつか消えゆく未来 凪ぐことを知らない 暗涙に 帆をあげる それは 生きるための勇気 (772日)  #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論 #毎日note #自由詩 #眠れない夜に #風波

ハレ

衛兵の姿も もはや 侘しくさびれ 僕はただ ときめく心臓の 指し示すほうへ 色あせない そこには 目もあやな曲線 透き通る 七つの大地 退路すら 南に向かっている (771日)  #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論 #毎日note #自由詩 #眠れない夜に #ハレ

感情を吐き出し 言葉は虚空を彷徨う 僕は 命のみぎわを目指し 古びた世界をさがしつづける そこは かけがえのない 静かな宇宙 失ったことばは溶けゆき 身体を覆う鎧は 曲線を描き やがてゼロになった (770日)  #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論 #毎日note #自由詩 #眠れない夜に #零

やさしい人

君は よりよい案内人で 慈しみを忘れない 未来からの善人 ただ 指さすそこには 空の部屋があるだけ また僕も 過去を旅する 耳に残る すべての言葉が消えた 燃え殻を手にして ありがとうと 伝えるためだけに (769日)  #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論 #毎日note #自由詩 #眠れない夜に #やさしい人

解く

あの堅牢な家にも 迷路は存在し この手の細糸は かつては信頼だったもの かつては執着だったもの かつては郷愁だったもの 絡まりを不器用に 緩める 世界を変える僕は 消えゆくものをいつくしみ ただ春を感じる 小さくて弱い生き物 (768日)  #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論 #毎日note #自由詩 #眠れない夜に #解く

今は遠い場所から

横たわる旅人に 優しい言葉もかけず 視線を上げた 執着と 不安にからめとられ 吐きだし続けたことばは 誰のためのものだったか 今は思い出せずに それは繰り返される かけがえのない対話 時として理解者 あるいは破壊者 小さな僕と 小さな僕との (767日)  #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論 #毎日note #自由詩 #眠れない夜に #今は遠い場所から

そうして僕は

満ち足りたじかんは 目もあやに 辛かったはずの四肢は いつしか輪郭を失う 過去への郷愁は うたかたの邂逅 ただ 生きていた そして 生きていく 不器用な僕は 枯れない空に 色を乗せていく (766日)  #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論 #毎日note #自由詩 #眠れない夜に #そうして僕は

kuon no setsuna

執着した涙も 潔さを失った喉も ただの記憶 選び 手に残る今を 宇宙に捧げる 僕は引きずり出される 青いだけの空のもと こまぎれのことばをつなぐ ひとすじの潮香とともに (765日)  #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論 #毎日note #自由詩 #眠れない夜に #久遠と刹那