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ファングリー“アルムナイ”第5号!沖縄でフルリモート!?地方移住&出戻りのわけを聞いてみた

こんにちは!今年の3月でファングリー歴3年目に突入した、ライターの八木です。

コロナも落ち着き、フル出社を再開する企業が増えているとも聞きますが、ファングリーでは現在も「月の出勤日数の半分まで」を上限にリモートワークの選択が認められています。また、「業務上のコミュニケーションに支障が出ないこと」を前提に、育児のため、通勤(するはずの)時間を有意義に使うため、フルリモート勤務を選択し承認してもらっているスタッフもいます。

……とまるで他人事のように言っている私も、期間限定でフルリモート勤務を経験したスタッフのひとり。実は昨年、働きながら地元の自動車教習所に通うため、2カ月間にわたってフルリモートにしたんです。こういう働き方を選択できるのはとてもうれしいですよね。

そんなファングリーの中でも、際立ってユニークな働き方をしているスタッフがいます。それが、アルムナイ採用でファングリーに出戻りし、現在は沖縄からフルリモート勤務で業務を行うWebディレクターの山田さん。

「ファングリーに戻ってきたのはなぜ?」「会社から遠く離れた地で働くってどう?」など、気になることをたくさん聞いてきました!

\インタビューしたのはこの人!/

Webディレクター・山田さん
2022年12月よりアルムナイ採用でファングリーに出戻り。
東北生まれで、今は沖縄在住。
※写真は年1回の社員総会で激写!

「アルムナイ制度」でファングリーに出戻ったわけは?

ファングリーでは、企業が退職者を再雇用する「アルムナイ制度」を推奨しています。現在、ファングリーには正社員とアルバイトを含め33名のスタッフが働いていますが、そのうち5名が出戻りの社員であり、山田さんもその一人です。

▼アルムナイ制度についてはこちらもチェック!

山田さんがファングリーに戻ってきたのは2022年12月のこと。まずは、前職やファングリーに出戻りすることになったきっかけについて話を聞いてみました。

Webディレクターとして活躍したくて仙台の会社に転職!でも……

山田さん:
「もともと自分は、ファングリーの親会社であるブランディングテクノロジーに約10年勤めていました。2019年3月に地元・仙台にある会社への転職をきっかけに退職し、4年ほど経って、その間にブランディングテクノロジーから分社化していたファングリーに戻ってきたという感じです。」

ファングリーに戻られるまでに仙台の会社を2社経験したという山田さん。1社目はECに特化したIT系の会社でしたが、選考の際に聞いていた話とは違う役割を任されていたのだとか……。

山田さん:
「ブランディングテクノロジーではWebディレクターをやっていて、転職先でもその経験を活かして働きたいと思っていました。1社目に応募する時、『Webディレクターのスキルを活かしつつ、新しいことにチャレンジしたい』と思い、プロジェクトマネージャー枠で応募したはずだったんですが、入社後気がついたらなぜか営業をやっていましたね(笑)。

自分が応募したプロジェクトマネージャー職は、多くのエンジニアを束ねていかなければならず、時には自分も手を動かす必要がありました。Webディレクター時代にもコーディング修正をすることはありましたが、エンジニアに必要な言語の知識やスキルもまったく持っていないので、営業のほうが適任と判断されたのだと思います。」

新卒で入った会社で不動産系の営業職を経験したことがあるものの、IT系の領域では初めての営業。取引先も大企業が多かったためいろいろ大変だった……と話してくれた山田さん。やはりWebディレクターとして活躍したいとの強い想いがあり、仙台で別の会社に転職しました。

山田さん:
「2社目では希望通りWebディレクションに携わる傍ら、リスティング広告の運用を行っていました。業務の7~8割はリスティング広告の運用でしたが、広告運用は未経験だったので新しいスキルと知識を身に付けられました。

会社の待遇的にも満足で、辞めるつもりはありませんでした(笑)。ただ、思っていた以上にWebディレクションを実践する機会が少なく、『やっぱり自分はWebディレクションを主軸にやっていきたいんだ』という思いが次第に強くなってきたんです。」

労働環境は申し分なかったものの、任される仕事の内容には若干の違和感があったのだそう。そんな矢先、古巣であったブランディングテクノロジー時代の同僚から連絡がきて……!?

「戻ってきちゃいました!」 ファングリーに出戻りしたわけとは?

山田さん:
「ブランディングテクノロジーにいた頃から仲が良く、自分が転職した後にファングリーに異動したデザイナーIから突然連絡をもらったんです。『ファングリーが担当していた案件で、記事の企画にあたってWebディレクターの仕事を紹介したいからインタビューをさせてほしい』という内容でした。この連絡こそ、ファングリーとのつながりを持ち始めたきっかけですね。」

連絡をもらった時はファングリーに出戻りすることなんて全く考えていなかったという山田さん。しかし、デザイナーIと連絡を取り合う中で、「ファングリーに戻ってこないんですか?」「実は今ファングリーでWebディレクターを探しているんですよ」という話があって、「せっかくなら」とアルムナイ採用を受けることにしたのだそうです。

とはいえ、出戻りのきっかけがあったとしても、それだけではなかなか決心できないものです。山田さんがファングリーへの出戻りを決めた背景には、どのような思いがあったのでしょうか。

山田さん:
「やっぱり、勝手知ったる会社っていうところが大きかったですね。自分が在籍していた当時とはメンバーも変わっていますが、その時から長くお付き合いのあった松岡さんが代表を務めていたりするので馴染みのある環境だったんです。

松岡さんとは冗談を言い合える仲ですし、ほかにもファングリーには自分としても気を許せるメンバーが残っていたから、その人たちとまた一緒に仕事できたら楽しいだろうなと思って出戻りを決めました。」

沖縄でのフルリモート業務は実際どう?

東北出身の山田さんですが、今は遠く離れた沖縄でリモート勤務をしています。実は、「沖縄在住、うらやましィィイ!!!」と密かに憧れている私。沖縄でのフルリモート業務は実際のところどうなのでしょうか。そして、そもそも沖縄に移住することになったきっかけとは?

山田さん:
「実は、奥さんが沖縄出身なんですよ。沖縄の人って、地元愛が強い人が多い印象ありませんか?自分が地元・仙台に帰りたいと話したら一緒に付いてきてくれたんですが、遠く離れた地で生活する中で、奥さんも沖縄に帰りたいという想いがだんだん強くなっていったみたいです。それで、奥さんの地元である沖縄に移住することになりました。

沖縄に住み始めて3年目ですが、最初から住みづらさなどはまったく感じなかったですね。ただ、仙台とは違って気温も湿度も高いから、そこに関してはまだ慣れないっす……。」

気候の違いに苦しんでいるものの、沖縄の地にはかなり馴染んできたと話す山田さん。働くなら東京か沖縄、ぶっちゃけどちらが良いか聞いてみました。

山田さん:
「自分は出社して働く方が好きなので、その点では東京にいたほうが働きやすいですね。でも、働くことばかりではなく住み続けることも考えたら、沖縄に移住して正解だったと思います。

仙台に転職する前は東京に10年ほど住んでいましたが、10年経っても人の流れには慣れませんでした(汗)。東京には良いところも楽しいこともたくさんあるけど、地方出身の自分は何となく窮屈に感じていたのかもしれません。」

確かに東京に住み続けるとなると、都会の荒波に揉まれて息苦しくなることもありますよね……。「沖縄移住×ファングリーへの出戻り」で偶然にも“地方在住”と“東京の会社で働く”を両立することになった山田さんですが、この状況にはどのようなメリットを感じているのでしょうか。

山田さん:
「企業の拠点が東京にあるかどうかに限らず成長できる機会はたくさんありますが、会社が都内にあることで挑戦できる業務や関わるお客様の幅が広がりやすくなるのは自分にとってかなり魅力的です。さまざまな業種のお客様と関われる分、難易度の高いプロジェクトにも参画できるのがいいですね。

あとは、地方の企業にはその土地出身の方が多い印象ですが、都内の企業は各地方の出身者が多く、その方たちと仕事をすることで自分の価値観や視野が広がりやすいというのもあります。」

ほかにも、「少し下世話ですが、東京基準の給与なのもありがたいです(コソッ)」とのことでした。“地方に住みながら東京の会社で働いている”ことは、まさに沖縄の過ごしやすい環境と東京の働きがいある環境の良いとこどり。でも、山田さんいわく、フルリモート業務はあまり性格に合っていないようで……。

山田さん:
「長くフルリモート業務を行っているのでさすがに慣れましたが、コミュニケーションの取りづらさは今でも感じます。出社していればものの数秒で対面の会話ができるのに、テキストコミュニケーションだとそのキャッチボールが遅くなって、誰かの作業を止めてしまうこともありますからね。

なので、レスポンスはすぐにするようにしています。とくに今はパートナーシップ推進部(*)のマネージャーという立場もあり、他スタッフから質問や相談を受けることが非常に多いので、いっそう意識するようにしています。」

ただ、自分が主担当のプロジェクトもそれなりに多い山田さん。「もちろん、業務に集中したい時は優先度を付けて対応していますよ!」と話すように、他のスタッフのフォローもしっかり行いつつ、自分の業務を確実に進めるための工夫も怠らないところが、フルリモートを問題なく成立させている秘訣なのかなと思いました。

*パートナーシップ推進部(通称:パ推)は、ファングリーの部署の一つ。フリーランサーの管理やアサインなどをメインに行い、協働を通して顧客満足度の向上を目指す部署です。

入社4か月後にマネージャー職に。自社の医療メディア立ち上げメンバーに抜擢も!

通称:パ推のマネージャー職を務める山田さんですが、今のポジションに就いたのは入社からわずか4カ月後。そして、マネージャーになってすぐ、ファングリーの大きなプロジェクトの一つである、関節医療メディアの立ち上げを任されることになりました。

\今年1月にローンチ!『ひざ関節の痛み解消ナビ』/
ファングリーが一からメディアの構築を行い、メディアのコンセプトや発信内容を決定。デザインや記事制作に至るまで約1年の時間をかけて公開にこぎつけた『ひざ関節の痛み解消ナビ』。ファングリーの顧客である、再生医療を扱う会社と協働し、関節疾患に悩む人に広く再生医療を知ってもらうべく立ち上げました。関節疾患に関するあらゆる悩みに対して、症状の特徴や応急処置など有益な情報を届けるほか、患者さんの整形外科選びをサポートできるようクリニックの検索サービスも提供しています。

▼『ひざ関節の痛み解消ナビ』はこちら

そんな関節医療メディアのプロジェクトリーダーとして抜擢された山田さんですが、そのきっかけは松岡さんからの「こういうのあるんですが、どうですか?」の一言だったそうです。

山田さん:
「自分は医療に詳しくないばかりか、ゼロからのメディア構築はやったことがなかったのでかなり大変でした。でも、だからこそやりがいも感じられるプロジェクトでしたね。経験したことがない作業が本当にいっぱいあったので、自分なりに考えて対応できた時は達成感があったし、自分の視野も確実に広がりました。

もし次も同じように、松岡さんからゼロからメディアを立ち上げてほしいと頼まれたら「はい、分かりましたよ……」と答えるだろうし、次は今回の経験を活かしてもっと要領良くできると思います。」

最後に、山田さんに今後ファングリーで成し遂げたいことを聞いてみると、すごく悩んでから「ファングリーの柱となるサービスを確立させていきたい」と熱い想いを語ってくれました。

山田さん:
「今期からパ推も新体制になり、お客様のご要望や企画内容、テーマに合ったキャスティングが得意なメンバーが異動してきたので、それをきっかけにファングリーの柱となるサービス『Authorize(オーソライズ)』をしっかりと確立させていきたいです。

『オーソライズ』は、コンテンツ制作の依頼者であるお客様に、依頼先として有識者・著名人をキャスティングし、専門性や質の高いインタビュー記事の制作や監修などを提供するサービスです。すでにリリースはされていますが、これまではあまり注力できていませんでした。

パ推に新たにジョインしたメンバーが、フリーランスで活躍されている外部パートナーさんのアサインや管理を得意としているので、そのメンバーをサポートしながらサービスの認知拡大やお問い合わせ件数の増加を目指しています。『オーソライズ』をファングリーの一つの柱にしていきたいですね。」

▼『Authorize(オーソライズ)』はこちら


山田さん、貴重なお話をありがとうございました!

年に数回の来京を心待ちにしているスタッフも多いほど、山田さんはファングリーのムードメーカー。そんな山田さんと会社で席が近かった私は、山田さんがほかのスタッフにいじられているところを見て思わず笑みがこぼれてしまうことも一度や二度ではなく^^ 山田さんが出社された日は、いつも以上に和気あいあいとした雰囲気が漂っていていい感じです。

山田さん、また近いうちにオフィスにいらしてください!(沖縄土産を密かに楽しみにしている八木より)

現在ファングリーでは、Webディレクター、コンテンツディレクターをはじめ、各職種のメンバー、リーダー候補を積極採用中です!「コンテンツマーケティングのプロになりたい!」「クライアントと二人三脚で課題解決に取り組みたい!」そんな仲間が集まるファングリーで一緒に働きませんか?
意欲のある方からのご応募をお待ちしております。

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