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転院をめぐる話し合い 結末

一連の事件から、すっかりクリニックを信用できなくなり、転院に傾いていた私と、院長の信者状態の旦那。この不妊治療の転院をめぐる夫婦の話し合いは、数日続きました。

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本当に、不妊治療劣等生の自分を思い知らされました。不妊治療のクリニックの見極めは、本当に凄く重要なんだと。

私は今まで、ボー大病院では、言われるがままに治療をし、転院の病院選びでは、家から近いって事と、シロー丸が薦めるからって理由で簡単にオタククリニックに決め、本当に自分の意思を持っていなかったことを反省しました。もういいかげん、不妊治療がどんな感じで進んでいくかもわかってきたし、自分に合うクリニックを見つけたい。

だけど、シロー丸は、転院には大反対。

あんないい先生はいない。どこに行っても、どんなに治療内容は変わらない。セレナが家で文句言っていても、いつも笑顔で接してくれる先生が可哀想だ。

そんな感じです。

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とは言え、実際に痛みを伴う治療をしているのは、私の方です。

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「今の私を見てよ!もはや出かけることもできずに、食べられないから痩せてく一方で、心臓の薬まで飲むことになって。挙句、不妊治療ストップじゃん!あれだけ年齢が年齢が言われて、尻叩かれて、その果てがドクターストップじゃん!」

確かに、シロー丸がボー大の一回目の判定日のあの人達に恨みを抱き、今のオタククリニックで話をよーく聞いてくれる院長に好印象を持つのは、凄く良く分かる。

でも、結局は不妊治療なんて、結果が全てな気がする。塩対応だったって、結果さえ残してくれれば、簡単に気持ちは楽になる。もちろん心のケアも必要だけど、それは先生の仕事ではなく、患者の周りの人の仕事な気がするし。(さすがにボー大のタコチュー&あの変な女医みたいなのは勘弁だけど)

「あなたは経験する事がないからわからないけど、あの麻酔なし採卵が私にとってはどれほど痛くて、痛みだけじゃなくて心にも傷を残すか」

結局は、ココです。↑

夫婦で治療はするけれど、実際に通ってあれこれするのも奥さん側。あれが辛い、あれがおかしい気がする、あれが・・・気付ける感じられるのは女性側なのです。

私が負担に感じている面を大丈夫っていう人もいるでしょう。実際、麻酔なし採卵が全く痛くなかったって人もいるんだし、自然がいいって人もいるんだし。でも、それは十人十色状態で、みんなそれぞれ自分の意思や都合で選んだクリニックに納得して行っているから。それは一番に大事な事で。不妊治療は成功率が低く、それでもそこに賭け、後悔しないためにやっている自分のために、相応しいことを考えないと。
どんな結果でも将来後悔しない これが妊娠したいと同じくらいに思う。

そんな風に話しあい、結局はシロー丸は納得してくれました。

とは言え、

「とりあえずまだ、一個凍結してある胚はまだダメだって決まったわけじゃないから、それに期待しつつ、新しいクリニックも探す方向で行こう」

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そんな風に言って納得してくれたと思いましたが、やっぱり旦那の洗脳はそう簡単には解けず・・・

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しかも、私の体も、いつ治療を再開できるかわかんない状態だし・・・

ただ、やっと私は不妊治療を自分の為にどんな風にしていったらいいのか見えた気がしました。

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もちろん自分と、自分の家族(シロー丸)にとっての治療。

それを考えられるようになっただけでも、怪我の功名としようかと。じゃないと、凄い悔しいから。


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