「考える」イコール「書くこと」って本当なの?
「考える」イコール「書くこと」、と言ってる人がいる。
私はそこまでは言わないけど、書くことで思考の深度、精度は確実に高まると思っている。(もちろん頭だけで考えることが向いてる、得意な人もいると思う。)
私も、事あるごとにiPad&ApplePencilで書いてる。
書くようになった経緯と、書くことの効果をまとめてみる。
ここでの書く、はペンを使った行為のことを指します。
書くようになった経緯
「0秒思考」を読んでから。
本には「メモ書き」をとにかくやれってことが書かれている。
「メモ書き」とは、A4の紙にテーマを決めて、1枚につき約1分、頭に思いつくことを書きなぐっていく。それを連続で10枚ぐらいやる。
すると、思考の質やスピードが上がると。まぁ「メモ書き」の詳しいやり方や効果は本を参照してもらうとして。
この本の影響を受けて今日まで4-5年は習慣化している。
1枚1分10枚やる、はさすがにハードなので、やれてないけど。
自分のペースで平日はほぼ毎朝やってる。
書くことの効果
以下があると思う。
マインドフルネスになれるので、思考の深度が上がる
自分の考えを俯瞰して見れる
言葉選びが的確になるので、思考の精度が上がる
要素間の関係性を整理できる
自分の中の理解度が高まる
マインドフルネスになれるので、思考の深度が上がる
ペンで書くスピードと、頭だけで思考するスピードは、後者の方が早い。
だからこそ、頭だけで思考すると関係ないことだったりパッと思いついたことだったり、色んな方向に思考が飛んでっちゃうことが多い。
一方、書きながらだと遅い、かつ、他のことは考えられないので、書いてること、考えていることだけに集中できる。
マインドフルネスな状態、つまり集中力がより高い状態で対象のことを考えることができる。
自分の考えを俯瞰して見れる
自分の考えた経緯、結果を俯瞰して視認できるので、客観的に自分の考えを見直すことができる。自分の思考の癖や偏りに気付くことができる。
言葉選びが的確になるので、思考の精度が上がる
思考の精度を上げるには、選ぶ言葉をより具体的に、相応しいものにするのが大事。
書くことで言葉選びが慎重に、というか何度でもやり直せるからより的確なものにできる。その言葉選び自体が思考の精度を上げることに他ならない。
副次的な効果として、話している時の言葉選びも的確なものにできる。
要素の関係性を整理できる
白紙に自由に書けるので、要素と要素の関係性を図や線を使って整理できる。
理解するとは、分けること、整理すること、という人もいるぐらいなので、図示することで理解がしやすくなる。
自分の中の理解が高まる
これはアウトプットすることの効果だと思うけど、書いたものへの理解度がより高まる。実感としても、noteに書いたノウハウ系のことは、より自分の脳に定着している。
まとめ
以上のことから、「考える」イコール「書くこと」、と言う人がいるのも概ね同意できる。
あと面白いのが、書いていると自分でも思いもしなかった考えや気持ち、結論やアクションが導き出されることがある。
この現象を、以下の本では「書くことは自分というものへの冒険」と称していた。
書いてこ。
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