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ロサダの法則について

最近、ポジティブ心理学という理論について勉強し始めたのですが、本の中で紹介されていたロサダの法則(ロサダ比)について感じたことを書こうと思います。

ロサダの法則は、ざっくりいうとポジティブやネガティブな言葉の比率のことです。
バーバラ・フレンドリクソンらの研究によると、60社のビジネスミーティングでの発言の中で、発言される言葉の比率を比較した結果、ポジティブな発言対ネガティブな発言の比率がおよそ「3:1」(2.9:1)を上回る会社では経営状態が良好で、その比率を下回る会社は悪化していたようです。
一方で、その比率が「13:1」を上回る場合、信頼を失いかねないために、ポジティブ発言が多すぎても良くないようです。

また、ジョン・ゴットマンの研究によると、週末のカップルの会話で同様の比較を行うと、ポジティブな発言対ネガティブな発言の比率が「5:1」の時に良好な関係を保持できていたようです。

僕はこれまで、このように発言内容を意識したことはありませんでした。過去の僕個人の発言を振り返ってみると、ポジティブ発言がネガティブ発言を上回っているかどうかすら怪しいのではないかと感じて感じます・・・。
基本的に日本人はネガティブ思考の方が多いと聞きます。そのため特に日本人は、会社の成長や夫婦間の会話で積極的にポジティブな発言を心がけた方が、良好な成果・関係を生むのではないかと感じました。

詳細は、こちらの書籍をご参照していただければと思います。
「ポジティブ心理学の挑戦 ''幸福''から''持続的幸福へ''  」マーティン・セリグマン著 宇野カオリ監訳 株式会社ディスカバー・トゥエンティワン


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