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映画 | ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!

さっくり楽しめる作品、何かないかなとカチカチしていたところ「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」に出会ってしまいました。

劇場公開は町山智浩さんの呼びかけがきっかけだったみたい。"究極のおバカ映画"って紹介されている方などもいたり、エドガー・ライト監督(BABY DRIVER)、サイモン・ペッグさん主演(MIシリーズのベンジー・ダン!)というところに惹かれまして、観ておりました。

面白い、まずサイモン・ペッグさん演じているのにニコラス巡査部長が筋金入りの真面目、堅物という設定が面白いです。もっとコミカルタッチなのかと思っていたら、走る、飛ぶ、殴る蹴るなどアクションシーンいっぱい。相棒のダニー巡査は絵に描いたようなお坊ちゃま(署長の息子!)、ぽっちゃりさん、そして重度の映画好きでちょっとだらしないのですが、人懐っこくていいヤツ~。

ニコラスとダニーのやり取りは微笑ましく、堅物のニコラスが段々ダニーへ影響を受けて柔軟な姿勢になっていくところとか、逆に甘えん坊のダニーもニコラスへ影響を受けて警察官らしくなっていく姿が頼もしく思えたり、思わずお腹を抱えて笑ってしまったり、楽しませていただきました。

コメディタッチなのに殺害シーンはかなりグロ描写。苦手な方は目を背けたくなるかもしれません。ジェーズムズ・ガン監督のピースメーカーを観ているのと同じように(なんだかグロ描写にも監督の愛情を感じる)感じまして、わたしはグロ描写は苦手なのですが、なぜか好ましく感じたり。

びっくりなのがティモシー・ダルトンさん(ジェームス・ボンド)、ビル・ナイさん(パイレーツ・オブ・カリビアンのデイヴィ・ジョーンズ!)、マーティン・フリーマンさん(シャーロックのジョン・ワトソン!!)とか、著名な俳優さんたちが敵役だったり、チョイ役で出演されていて驚いてしまいました。カメオ出演でも著名な俳優さんたちが出演されていたようなのですが、気づけませんでした…。


たくさんのお楽しみ要素を含んだ作品。
わたしはほんの少しだけしか気づけなかったのですけど、その"ちょっぴり"も以前は気づけなかったことなので、気づけてしまったことも含めて!ニンマリ(ただの自己満足)しつつ、今日ものんびり過ごしています。

映画好きさんたちのご尽力、その大いなる愛(時に過剰かもしれないけど)に感謝!!

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