パラサイトブログ#31

私は他人様のブログをベースに、自分の見解やコメントを記していくと述べました。その31回目になります。

【クラウドファンディングは世界を変えるか?】
 https://www.fra-sco.co.jp/post-3176/

 既に浸透しつつあるクラファンは「寄付」というよりは「応援」の意味合いが近い。そして、計画の甘さや覚悟の無さを含めて「起業するためのクラファン」はいただけない。

正会員=毎月の定額を支払ってポイントに置き換えているメンバーに限定しての、クラファン実験。
応援のクラファンは、ある程度リターンが見えない限りは「1千円~3千円」というのは事実でしょう。
しかし「ポイントだけで支払えるなら負担が少ないと感じて頂けた」と考えるの、私は少し違うと感じていました。
ポイントには「使用可能な期限がある」ことの方が大きかったように思います。

「政府が景気付けに現金をばら撒いてもイマイチ効果が得られない」
「期限付きの商品券を発行した方が良い」
こんなことを思い出したくらいです。

特にこの当時はイベントも今よりずっと少なくて、
ポイント消滅までの3ヵ月間、各自がポイントを持て余していたのも事実でしょう。「こんなことに利用できるから!」と宣伝しておいて、肝心の利用先がないような状況でした。
この書き方では胡散臭くなってしまうのですが、何でも最初はこんなものだと思います。もちろん目玉になるコンテンツを幾つかは仕込んでおいての発進があり、その後に続く人たちが現れるのを待つ・導くという流れですね。

フラスコでは、目玉として代表安田氏自身のコンテンツを持ってきており、
そもそも正会員になっている人というのは、
実質は応援メンバーも兼ねていたようなものでしょうから、
それで十分だったでしょう。
正会員の中だけで試みたというのは、ある意味手堅い実験だったとも思います。

ここまでが、当時を振り返った感想です。

そして、現在。
今でもシステムの詳細を私自身が確認していないため、
失効したポイント分がどこに消えているのか知りません。
フラスコの母体にストックされているのかどうなのか、
そこに興味もありません。

しかし、メルカリというフリマアプリを使うようになって、ふと思います。
売り上げは現金として振り込まれる前にポイントとして手元に表示されるのですが、これを現金化せずにメルカリ内で利用する傾向が強いことを、身をもって感じているのです。

前述の「『ポイントだから……』ではなく『ポイントには利用期限があるから……』」と書いた点が異なりますね。
メルカリがスタートしたときにホリエモンがこの点に言及した記事を読んだことがあります。詳細ははっきりしませんが、確かこのような話です。

「メルカリ内でお金が循環して、巨大化する可能性がある」

千円単位であればともかく、一万円以上になれば手数料差し引いても現金化するだろうに、と思いながら読んでいたのですが、
いざ自分が利用して10万円を超えるポイントが貯まっていても、振り込みをしないことに驚いています。
ああ、こういうことか、と納得しながら、日々メルカリ内でお金を循環させています。

もともと不要だった物が始まりというのが大きいでしょう。
以前は必要だったもので、現在は不要なもの、それが現在必要なものに変わっていく。
このサイクルが魅力なんですね。
ここでは既に「売ってお金にしたい!」という意欲はさほどでもなく、
「ちなみに現金化もできるけどね」くらいのおまけ機能です。
感覚には個人差があるのでしょうが、いずれにせよ、メルカリ経済圏でお金(のようなもの)が循環するというのは面白くて便利です。

そして、ここにクラファンがあってもよいのにな等とも思うのです。

それでは皆様、今回も最後まで目を通して頂きありがとうございました。
引き続き宜しくお願い申し上げます。

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