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立春

【チェンマイ俳句毎日】2024年2月4日
立春の洛より大き朝日かな

700年ほど前に建てられた古都チェンマイ。四角いお掘が残る旧市街を中心に街が広がっている。
早朝、冷たい風を切りながらステープ通りを旧市街に向かってバイクを走らせた。赤信号で止まると、なんとも大きく真っ赤な朝日が旧市街の空に昇っていた。
同じ通りのお粥屋で、偶然隣合わせた日本人の客が京都在住の後輩だった。あまりのタイミングにお互いに驚いた。分かれてからも、後輩の居る町家の窓の光や小さな庭がふとした瞬間に浮かぶ。
チェンマイはお寺が多く、日本の京都と例えられることが良くある。ぜんぜん違うけど、どちらも大好きだ。

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