「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ　俵万智

中学ですかね、教科書に出てた短歌。ことあるごとに思い出すフレーズ。ほんとうまく表現しているな〜と。コピーライターの糸井重里さんとかもそうだけど、短い言葉で情景や心情を表現するってほんとすごいな。

答えてくれる誰かがそばにいること。って幸せなことだな。

先週は地元の大村の商工会議所でsorriso riso 代表の森くんの地域再生についてのセミナーがあった。sorriso riso は長崎・東そのぎ町にある、解体予定だった元米倉庫をリノベした施設で、地元の特産品であるお茶や若い人たちの商いを生かして、そこが発信源となりここ数年で町外からの移住者も増え、商売の拠点を移したり起業したりと活発な動きがある。
そこの中心で旗振りをしている森くんの話、地元の人たちとの対話を繰り返しながら地道にやってきているけど苦労も多い。その中でも、「人」に重きを置いてブレずに繋がりを作って行っている。

人と人との繋がりと取り組みが重なり合ってできていくコミュニティ。信頼でできていく人間関係。「信頼」。

そこに愛はあるのかい？

尊敬する先輩から教わった大切な判断基準としてこの言葉を言っていた。

親しい友達たちと参加して、後から食事の時、
心から打ち明けれる人間関係ってなかなかないよね、と話していた。

価値の感覚が同じ。大事と思うことを共有できてる。そういう安心感の元の関係って、意識と無意識の間でバランスを取るようにつながっているのかも。
心を許し許され、もちつもたれて付き合える人たち。

そういう存在が周りにいるな〜と思えることがとても嬉しく思います。

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～ちょっとしたおすすめ～
仲よくさせてもらってる大村の書道家、佐藤鳳水さん。うちのオリジナルチョコ「長崎珈琲クランチチョコレート」（佐賀のブラックモンブランと大村のスコーコーヒーパークのコラボ）の商品名フォントも書いてもらった。書道教室やパフォーマンス、アート、工芸とのコラボの取り組みなどいろいろ手がけてる。ユニークでおもしろい人！こんな組み合わせもやれるんだ～と毎度驚かされる。その中でも「らしさ」みたいなテイストがちゃんと盛り込まれてて。でも基本に忠実で書についてストイックに向き合ってるのもかっこいい。