見出し画像

「カルチャー」ってなぁに?

こんにちは。日本酒スタートアップ Clear 人事の古川です。

企業説明などで「カルチャーを大事にしている」と聞くことがあるかと思いますが、カルチャーって何だろうと思いませんか?カルチャー=Culture=文化、、、用語としては理解できるものの、それが示すものがふわっとしていると感じる人もいるのではと思います。そこで今回は、カルチャーについて書こうと思います。

なお、カルチャーや本文に登場するビジョン、ミッションの説明など、言葉の定義は会社によってさまざまです。今回はClearにとっての定義をお伝えします。

カルチャー:ビジョン・ミッション・バリューとは

カルチャーの軸をなすものが、ビジョン、ミッション、バリューです。Clearでは以下の通り定義しています。

・ビジョン:会社の存在意義
・ミッション:ビジョン達成のために、今やるべきこと
・バリュー:行動規範

ビジョンは存在意義なので、Clearが存続し続ける限りずっと変わらないものです。永遠に目指し続けるもので「これを達成するために会社が存在しているんだ!」と言えるものです。ミッションは、ビジョン達成のために「今」やるべきことなので、会社のフェーズや市況に応じて変わる可能性があるものです。

Clearはビジョンに「日本酒の未来をつくる」を掲げています。シンプルですが、これをビジョンに掲げようと決めるまでに数ヶ月かけて社内で議論をし、さまざまな思いを込めてここに行きつきました。ビジョン、ミッション、バリューをつくった背景はこちらで詳しく書いていますので、興味ある方はぜひ読んでみてください。

バリューは行動規範です。会社として大切にしている考え方、行動の基準が定められています。ビジョン、ミッションをどのように実現していくかを示したものです。Clearでは以下スライドで紹介する5つをバリューとして掲げ、さらにより日々の行動に近いものとして「Clear Comon Sense」を定めています。

これらビジョン、ミッション、バリューはカルチャーの軸になる大事なもので、採用や転職活動、入社後の活躍においてメンバーがいかにここに共感しているか、理解し体現しているかがとても大事になってきます。 

カルチャー:御社の社風は何ですか?

このビジョン、ミッション、バリューは「企業文化」であり、会社の行動原理となる価値観です。仕事の仕方や判断基準に大きな影響を与えます。

企業文化に似た用語として「組織風土」や「社風」があります。

組織風土は、人でいう「性格」のようなもので、企業文化や社内のルール、組織体制、福利厚生、評価制度などの影響を受けて自然に形成されます。Clearの組織風土は、誠実で、真面目で、爽やかな明るさを持ち、相手の気持ちを慮る高い共感力を持っています。

社風は、人でいう「人柄」に該当します。従業員が感じる会社の雰囲気や特徴、人間関係を基本とした労働環境を指します。Clearは、ワクワクに溢れ、チームを跨いでいつでも誰にでも話しかけやすい雰囲気・社風があります。

企業文化によって組織風土がつくられ、組織風土から社風がつくられる。また社風や組織風土からメンバーの企業文化への理解が深まっていく。このように3つが循環して形成されています。これらすべて包括したものをClearでは「カルチャー」と呼び、全社で大事にすべきものとして取り組んでいます。

スクリーンショット 2022-04-25 16.25.07

採用面接をしていると「御社の社風は何ですか?」と聞かれることがあります。この質問はもしかしたら、その人が知りたいと考えている一面しか捉えていない表現かもしれません。


カルチャーが大事な理由

Clearはもちろん、企業がカルチャーを大事にしている理由は、メンバー一人ひとりが同じカルチャーを持つことで、誰もが同じ基準でものごとを判断・行動することができるようになり、よりスピーディーに目標達成に向けて動くことができるからです。

例えば、「成果第一主義!何よりも売上をあげよう!」と考える人と「顧客第一主義!売上よりも、まずはお客様に喜んでもらおう!」と考える人、全く異なる価値観の2人が同じチームにいた場合、業務1つ進めるにあたってもスムーズにいかず、営業方針の認識合わせから行わなくてはいけません。

スクリーンショット 2022-04-11 17.28.33

何を大事に考えるか、この前提となるのがカルチャーで、ここが一致していればしていればしているほど、スムーズに一致団結して業務にあたり、早期に目標達成に向けて動くことができます。

ビジョン、ミッション、バリューといった企業文化や組織風土、社風、これらを包括したカルチャーは、日々の判断・行動に大きな影響を与えます。業務上の判断や行動はこれらに沿ったものであることが求められ、メンバーの体現度合いが高いほど会社が求める成果を生み出す力が大きくなり、ひいては会社のビジョン達成に近づいていきます。だから、カルチャーがとても大事なのです。

スクリーンショット 2022-04-13 14.53.45

カルチャーを大事にすることの難しさ

しかし、会社として同じカルチャーを持ち続けることはとても難しいです。人間ですから、人によって考え方、持ってる価値観はさまざまです。もともとあった組織の中に1人、違うカルチャーを持つ人間が加わることで、波紋のようにその違いが伝播していってしまう危険性もあります。

そのため、入り口となる採用の段階で、いかにカルチャーフィットした人に入ってもらうかが重要になります。また、入社後もより会社のカルチャーを理解し体現しつづけることができるように、オンボーディングを丁寧に行ったり、評価制度にカルチャー体現を組み込むなどして、日々カルチャーを意識する機会を設けるのです。

カルチャーの大事さ、それが意味するもの、そしてClearのカルチャーがどんなものか、ご理解いただけたでしょうか?


Clearのカルチャーに合うかも!日本酒の未来を自分もつくりたいかも!と思った方へ、Clearでは今、たくさんのポジションで採用を行っています。少しでもご興味お持ちいただけたら、お声がけいただけると嬉しいです!

▼Clear採用ページ

どんな方でもカジュアルに参加できる会社説明会も定期的に開催しています!以下よりエントリーお待ちしております!https://forms.gle/33FyPgUkvvub5erR7

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?