百合好きの男女比率について(4)

魚拓: http://archive.today/1Rt1G

これは2018年4月21日に公開されたアニメ映画「リズと青い鳥」の完成披露試写会の記事である。
女性の監督によって少女達の感情がリアルに描かれた"百合"という事になっているらしいこの映画だが、記事に載っている写真をよく見ると、客は男性ばかりである。
特に2枚目の引きで撮っている客席全体が写っている写真を見てほしいのだが、客席にいるのはほぼ100%と言っていいほど男性しかいない。

魚拓: http://archive.today/2PuB3

こちらは、2018年6月9日に公開された百合アニメ映画「あさがおと加瀬さん。」の完成披露上映会の記事である。
客席を写している写真はないが、記事を読むと会場の8割は男性と書いてある。
イベントに登場した声優さん達がブーケトスをする際に「女の子に結婚してほしい」と言い、客席にいる女性を探している様子が書かれているので、探さなければ女性が見つからない程度の女性率であったと思われる。
また、客席から女子高生を発見し、その人を狙ってブーケトスをしたが届かなかったとある。
わざわざ届くかわからない遠いところにいる女子高生を狙うということは、(一般的に既婚率が低いと見られる)若い女性がその女子高生くらいしかいなかったか、そもそも女性客自体が少なかったのだろう。
観客の8割が男性と書いてあるが、この感じだと本当は9割以上が男性だったのではないだろうか。

魚拓: http://archive.today/80cXU

こちらは公開初日舞台挨拶をレポートした記事である。
こちらではブーケではなくあさがおの種を客席に投げたとあるが、なんと、完成披露試写会で声優さんがブーケトスで花束を渡そうとした女子高生がこの日も来場していたということで、あさがおの種はこの女子高生に渡されたという。
倍率が高いであろう完成披露試写会に当選し、購入者が殺到するであろう公開初日舞台挨拶のチケットも購入できた女子高生とは、一体何者なのだろうか。本当にとても運がいい女子高生なのか、それともこの映画の人気がなくて両方とも余裕で当選・購入できただけなのか、それとも…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?