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寒さと蜂と文明と

さむいのが苦手
雪も冷えるし嫌だなあ、と思いつつ、
冬のピリっとした空気は嫌でもなかったりする。
いつもよりとおくが見えて、
いつもより少し明るい気もする。

だけど、数年前から突然やってきた寒冷蕁麻疹が困る。

寒いと足やら手やら痒くなって、見ると赤く腫れている。

どうやら赤蜂という
スズメバチの仲間に一昨年さされて以来。

どうやら僕はアナフィラキシー的なものを持っているようだ。

あのとき僕は思った。
人間ってとっても弱いんだな、と。
あの小さい生き物に結構悩まされてるし、なんなら殺されてしまう。

確かに文明は作ったし、発達した脳みそもあるし、物も街ですら作り出すことが出来る。
僕もその文明の恩恵に預かってはいるけれど、少し自然界とはなすぎていやしないかな?とも思う。

気づかないうちに自分の生物的な弱さを忘れてしまっているな、と思う。
その弱さはしっていないと、時に危険な目に合うこともあるんだ。
だから、少し自分に目を向けてみようと思った。


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