ふたばたけ

~畑からご飯ふたばたけ~ 長野県は伊那谷、中川村で、農薬や化成肥料に頼らず米や雑穀、野…

ふたばたけ

~畑からご飯ふたばたけ~ 長野県は伊那谷、中川村で、農薬や化成肥料に頼らず米や雑穀、野菜を育てる新米農家。 自分がうまい!!と思える食べ物を、育てるため日々奮闘中。 音楽もやってます。

最近の記事

今年の挑戦その2

2月が開けました。 この間まであたたかかったのに、ここ数日すごい寒さ。 氷点下超える日もしばしば。 雪も連続して降っています。 そんな中なのですが、いけるだろ!ということでトンネル栽培を始めてみました。 じつは初挑戦。 というのも実家では標高が高いせいか、畑に出るのも嫌になるほど寒く、トンネルなんててんで役にたたないのです。 とはいえ、種の袋の裏に書いてある「一般地」よりは寒いと感じるので、トンネルの中にはべたがけシートと言って、不織布の長いやつを種をまいた土の上にかけ

    • 今年の挑戦、その1

      少しずつ昼間の気温が上がってきて、どうやら寒さの峠は越えたようです。 育苗用のハウスの中はお昼頃には30度超える日も。 僕は寒いのが本当に苦手なので少しでも春に近づくと、とてもうれしくなります。 さて、今年の挑戦ですが、、、、 寒い時期から苗を作ってみよう!!と思い立ったのです。 なぜかといえば、、 春過ぎ、夏までの間の季節、結構野菜が足りないのです。 おまけに野菜セットもすこしはやるぞ!!とか、 相方が地域の取り組みに混ぜてもらって週に一回、村の産前産後のお母さんたちに弁

      • 種のこと。

         久しぶりに書いています。 これからなるべく定期的に書きたいと思ってます。 実家から出て一年。 新しい地での暮らしにも慣れてきてます。 今年で畑も二年目。秋にまいた麦の種は順調に発芽して、この間は麦踏してきました。おかげさまでいい感じに育ってくれています。 さて、今回は種の話。 この季節になると、夏野菜やゆっくり育つ秋野菜を植えるため、自分で種取しない品種や、できない品種の種を選んで買う季節です。  いろんな種会社さんのサイトやカタログを見ます。 僕が大切にしているのは

        • 人生ってやつ。

          何でこれやってんだろう?てことが、多々ある。 歌とかもそう、ひゃくしょうもそうかも。 意味を考えればいくらでも出てくる。 好きだから、 周りのみんなも楽しそうだし 喜んでもらえるし  何より自分が嬉しいし 未来に繋がりそうだし、、、 だけど 自分が何故それを選んだかは、覚えてない。 覚えがないくらい前から、生まれて持ったものだったりする。 これからこの先ずっと、僕だったら音楽、とか田畑、とか。 続けてくかもわからん。 まあ多分続けると思うけど。 このまま続けたとして例えば

        今年の挑戦その2

          雨上がり

          雨上がりの空気っていい。 朝早くのスカッとした空気がいつも以上にキリッとしている。 だけどとってもやさしい。 くうき。 これが清々しいってやつか!ておもう。 遠くの山がきれいに見える。。。 畑にいくと、一気に作物が伸びている。 雨は地に、植物に命に恵みをくれる。 ときに暴れたり、バラバラにしたりするけれど、自然界の大事な役割の一つ。すげーことだ。当たり前みたいだけど、すごいことだよなあ。 あー、気持ちいい天気だあ! 夜はジンライムのようなお月さまが出るのだろうか、、、

          種から

          ポットに種をまく。 ナス、トマト、ピーマン、きゅうり、、、  セルポットだと、一枚200個。穴を開けてそこに置き、埋める。 毎日水をやって、温度管理。 始めると2〜3ヶ月苗のことをひたすら気にかける日々がはじまる。 種から芽を出してセルからポットに移して大きくなっていく苗たちを見守りる。 畑に移して収穫できるまで。 あ〜野菜も生きてるんだな、て思う。 きっと牛、豚、鶏何かと全く一緒。 声を出さなくて大きく動かないくらい。 食べ物のありがたみがわかります。 そして、その

          日本とウクライナと天使と悪魔

          悪がいて、正義がいる 悪に対してはなんとしてでも戦わないといけなくて、正義のヒーローはかっこよく悪をたおしてくれる。 それが痛快で、 面白くて 正義のヒーローはどうしてもカッコよくて 怪物と名のつく悪はとにかく悪い。 ていう敵、味方に分ける考えを小さい頃から植え付けられている。 その成れの果てがこれ。 ロシアは、プーチンは悪くて それと戦っている、ウクライナやゼレンスキーはカッコいい。 だけど岸田さん、ちゃんと考えてるんだろうか。 ウクライナ人も、ロシア

          日本とウクライナと天使と悪魔

          ボーカリスト。

          来週の休日、ライブがある。 今までやってこなかったボーカルだけ、てやつ。 リハーサルを重ねているうちに気付いた。 すんごく表現しやすい。 ギターを弾きながら歌っているけど、そのギターがない。 だから全身全霊歌に込められる。 面白いねえ。 僕は生活を歌っている。 生活で歌っている。 生活ってのは、いろんなのがあると思うけど、ぼくは毎日生きてる中で思うこと。 夕飯の前にテキトーに、あーーー、空がきれいだなあ。とか ニュースを見ていて、やっぱり戦争って嫌だなあ、とか 畑に言って

          ボーカリスト。

          春が立った。 たんぽぽは咲いてるし、梅の蕾は膨らんだし鳥の鳴き声も地鳴きから、さえずりに変わっている。 春だなあ。 少し暖かい。 こうなってくるとそわそわしだす。 畑が始まるんだ。 芋はどこに植えよう? とか 田んぼの育苗の土は何使おう?とか考えだす。 今年から僕は第一歩。 新しい土地で耕す。気候も水も土も違う。  その場のやり方を学んで、自分のものにしていかなくては、、、 楽しみだな。 頑張ろう。

          寒さと蜂と文明と

          さむいのが苦手 雪も冷えるし嫌だなあ、と思いつつ、 冬のピリっとした空気は嫌でもなかったりする。 いつもよりとおくが見えて、 いつもより少し明るい気もする。 だけど、数年前から突然やってきた寒冷蕁麻疹が困る。 寒いと足やら手やら痒くなって、見ると赤く腫れている。 どうやら赤蜂という スズメバチの仲間に一昨年さされて以来。 どうやら僕はアナフィラキシー的なものを持っているようだ。 あのとき僕は思った。 人間ってとっても弱いんだな、と。 あの小さい生き物に結構悩まされて

          寒さと蜂と文明と

          これから

          長野県は中川村、奏の森 そこの森は相方の家族、そしてその周りのたくさんの仲間や先輩たちがたくさん頑張って色んな作業して荒れに荒れた森だった場所が、今や家が建っている。  その森に昔の方が植えたヒノキや松ががあって、 その木を主に使った家。 とっても大変なこと。 だって放置林の木って、節もたくさんあるし、そもそも使えないよ、て物も多いと聞く。 それでも、先祖が植えてくれた木 それを使おう、てほんとにすごい。 なんと家が建っちゃった 僕もそこの作業にかかわらせてもらってる。

          ミックス。

          僕はいま音楽のミックスという仕事にかかっている。 簡単にいうと、録音したいろんな楽器や声の音のバランスを揃えて聞きやすくするための作業。 これがとっても面白い。 音の良さ。 どの音がいい? どんなバランス? どんな世界観? 音のバランスの価値観は人それぞれ違う。 答えがない。 全てはその音たちが持っている音像を精一杯活かして、それを混ぜていく。 邪魔させないように かといってその音が持っている彩はしっかり残しつつ。 バランスを保って、自分のなかにある音空間をまあるくして

          ミックス。

          原爆の日。

          8/6原爆の日。 ちょっと思ったこと書きます。 もしももしも傷付いてしまったらごめんなさい。 言ってください。  変えたりします。 76年前。 アメリカとの戦争との末に起こってしまった世界初の悲惨な出来事。 20万人近い方が一瞬にして殺されてしまった日。 そこで亡くなった方々、どんな気持ちだったんだろう。 僕らみたいなこれから楽しい人生が待ってるぜ!ていう若い人も沢山亡くなった。 恋人をなくした人もいるだろう。 いたたまれない気持ちになって、絶対こんなこと繰り返してはいけな

          原爆の日。

          気候変動アクション。

          気候変動アクションの日、らしい。 どこかのイベントに行くわけではないし、これと言って言葉を発しれる訳じゃないけど此処には少し書こうかな。 僕らが生きてるこの地球という星。 いまピンチらしい。 このまま行けば近いうちににんげんは住めなくなりそうだ、ということをよく耳にする。 そんなことある?と思うけど、あるようだなあ。 僕は子供の頃から、両親の田畑を一緒に関わらせてもらっている。 農て毎年恒例行事がひたすら開催される。 起こして、種まき、植え替え、草取り、収穫、、、、 毎日

          気候変動アクション。

          10年前。

          昨日書いて、公開したかったけどまとまりきらなかった。 3.11。 十年前、俺は小学六年だった。 場所は長野。 揺れは少なくて何も壊れなかったし、みんな生きていた。 ラジオをつけた。 NHKがバグってた。 ひとまず津波が偉いことらしい。 東北らしい、ということだけ分かった。 次の日の朝、両親のパソコン情報で知った。 かなりの方々が犠牲になってしまった事。 同世代とも言える子供達からお年寄りまで、かなりたくさんの方々が津波で連れて行かれたこと。 びっくりした。 自分のところで、

          friends

          仲間がいるよ 楽しいこと 分かち合える 仲間がいるよ 家族がいるよ いつもこの僕を 見守っていてくれる  家族がいるよ。 いつもありがとう やさしさにかこまれて この僕は この日々を この世界を この場所で こうして生きてる 貴方たちがいて この僕はいる 本当にこころから 貴方たちにありがとう 仲間がいるよ 家族がいるよ 友達がいるよ そしてキミがいるよ。 仲間がいるよ 嬉しいこと悲しいこと 分かち合える仲間が家族がいるよ。