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神・時間術を読んだら人生の意味に気づいた話【書評】

時間術の本ってありますよね。
読んだことある方も多いかと思います。

では時間術の本を実践すると何が起きるのでしょう?

「いや、時間が上手く使えるようになるんでしょ?」と思いますよね。
実は時間術にはそれ以上の効果があるんです。

私は漫画家志望の学生で、現在通信制高校に通っています。
通信制なので自由時間は沢山あるのですが、いかんせん時間の使い方が下手で全然漫画を描く時間が取れません。
活動量を増やしたい!と思い、それには時間術の本が有効と知りました。

以前、インプット大全/アウトプット大全で世界が変わったという記事を書きました。

そして、この本の著者/樺沢紫苑先生が書いた時間術の本があると知り、私は読むことにしました。それが「神・時間術」という本です。

この本も人生が変わるような本でした。
この本を読んでから変わったのは時間の使い方や活動量だけではありません。時間術で本当に大事なこと、そして人生で一番大事なことに気づいたのです。

1日は24時間じゃない!

まずはこの本の時間術の部分に触れていきます。
この本には「1日24時間」という概念を突破した「二次元時間術」が載っています。
何を言っているんだと思ったあなた、私もそうでした。

以前、名前は伏せますがある凄い方のお話を聞く機会がありました。
その時その方は「時間は平等じゃない」と言っていました。
曰く、その方は忙しい上に、遊んでいるのに普段は「暇」だと言うのです。

わけわからん。率直な感想でした。

しかし、この本を読んでその方の言ってる意味が少しわかりました。
1日の時間は物理的には同じです。1時間は1時間です。
しかし「活動量」は実は1日の中、さらには生活習慣によって差があるのです。

この本の時間には「集中力」という概念が出てきます。
「集中力」×「時間」=「仕事量」であると書いてあります。
仕事量は活動量とも言い換えられるでしょう。
そしてこの集中力は、高い時間と低い時間がある他、回復することもできるのです。

詳しい方法はぜひ読んでみて欲しいのですが、この本は集中力の高い時間や、集中力の回復を駆使し、活動量を増やす、という時間術の本なのです。
私は現在この本の内容を少しずつ実践していますが、活動量が倍以上になりました。この時間術部分だけでも物凄い効果のある本です。

自己投資の意味

さて、この時間術を実践すると「自由時間」が増えます。
この本ではその自由時間を自己投資に当てることを推奨しています。

どうしてか?というと自己投資をすることで仕事効率を上げ、さらに仕事をする時間を減らして自由時間を作るためです。

そして自由時間で自己投資をしてさらに自由時間を作り…という自己成長のスパイラルに入るためです。

私は自己投資を仕事効率を上げるためにする、という概念はありませんでした。
これもこの本の中の大きな気づきだったと思います。

でもそんなに仕事効率を上げて自由時間を作って…どうするの?という疑問がありました。
その答えもこの本には書いてあります。そしてそれこそが、この本の一番伝えたいことだと私は感じました。

人生は楽しむためにある

この本の時間術を実践すると何が起きるのか。
答えは「忙しさから解放され、人生を楽しむ時間が手に入る」のです。

この本では「人生は楽しむためにある」ということが書いてあります。
ずっと仕事に追われ、自分の時間を楽しめていない…それでは人生がもったいないということが書いてあります。
自分の本当に楽しいこと、本当に大事な時間…そのために時間は使うべきであると。

私はずっとスキルアップに囚われていました。
しかしこの本を読んで考えました。私は人生を楽しめているのか?と。

本にもあるのですが、自分の楽しいことがわからない人は多いそうです。
私はまさしくそれだと気づきました。
「もっと人生を楽しみたい!そのための時間を取ろう!」
私がこの本から得た最大の気づきでした。まさしく人生が変わったのです。
この本が読めて良かったと心から思いました。

まとめ

最後にこの本から得た気づきとTODOをまとめて終わります。

気づき

  • 集中力の高い1時間と低い1時間では活動できる量が違う。

  • 自己投資をして仕事効率を上げることで忙しさから解放される。

  • 人生は楽しむためにある!

TODO

  • 集中力をベースにスケジュールを組む

  • もっと効率的にできる作業を探し、効率化する方法を学ぶ

  • 自分の楽しいことを探し、そこに時間を使うようにする

最後まで読んでいただきありがとうございました!ではでは!

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