見出し画像

【読書】10歳でもわかる伝え方の授業

この本を手に取った理由

社会人となり、先輩に分からないを聞くときに、なぜか自分の意図した答えと違う答えが返ってくることが多かった。
そこで、「伝え方」を学ばなくてはと思い、この本を手にした。

「人を動かす伝える技術」について学べる良い本だと思う。
では、本編へGo!!

なぜ10歳なのか

皆さんは10歳の時どういう子だっただろう?
ゲームを買ってとねだる小学生だっただろうか。
お小遣いが少ないと嘆く小学生だっただろうか。

小学生の交渉相手は常に親や先生と言った、上の人達
「お母さんの心を動かし、財布を開き、欲しい物を買ってもらう、明確なルールがある!」
これは、ビジネスにおいても通用する考えであり、この本の目線はお母さんにねだる小学生だが、内容はかなりしっかりしている。

memo

「伝わった」というのは、「自分の思い通りに相手が動いてくれた」ということ。p.88

相手にとって言い訳ほどどうでもよい事はない。p.126

「事実だと思っていたら、あとで意見だと分かった」は非常に大きな問題。p.144

「結論、根拠、具体例」の次は、その関連性の質を見ていく(ステップ2)  p.153

ダブりは非効率なだけだけど、モレは大きな損失につながる。クリティカルシンキング(否定的思考と訳されるが)で「論理の飛躍はないか?」「考え漏れはないか?」と前向きな疑問を持って分析する事が大事。 p.220

人は「なんらかのこだわり」を持っている。 p.265

最後に

異文化コミュニケーションというのは、もはや外国人との交流だけを指すものではない。居心地の良い家族・仲間内で育った者にとって、職場の人は、共通の文化背景を持たない異文化人なのである。 p.267

上記のように、今や同じ会社の人達でさえ、異文化コミュニケーションになる。
異文化では、基本的なコミュニケーションが重要で、それがこの本からは学べる。
逆に、現代(2024年2月)において、広告やマーケのような、感情に訴えて人を動かす方法はこの本からは学べない

私個人の感想ではあるが、今回この本と出会えて良かったと思う。

「結論、根拠、具体例」を大切に、自分の思い通りに相手に動いてもらえる伝え方をマスターしたい!

以下は自分の保存用メモです。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
また、別の記事で会えるのを楽しみにしています〜!📓

ここから先は

3,209字

¥ 100

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?