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【キャリアコンサルタント試験】育休中の国家資格取得のリアル 2.いくらかかるの?

前回は主に時間についての経験談をまとめました。


今回は、キャリアコンサルタント資格は実際どれくらいの費用がかかるのか、金銭面を振り返ってみようと思います。
(自分でも総額ざっくりとしか把握できていないから、ちょっと怖い…)

1.資格取得まで

養成講座(リカレント 通学コース) ¥369,160    *ベネフィット割引適用後
受験料(学科) ¥8,900
受験料(実技) ¥29,900
論述対策講座(2回受講) ¥2,000+¥4,500
面接対策講座(1回受講) ¥2,500
note有料記事購入    ¥750
関連書籍購入  ¥8,000
計 ¥425,710

→教育訓練給付金還付後、実質負担¥167,298

1)養成講座の費用


養成講座は「専門実践教育訓練給付」の対象となっていたので、そちらを活用しました。
カリキュラム終了時点(各養成講座で基準が設けてある)で50%
講座終了から最短の日程の試験での合格&1年以内の雇用(在職中の場合は現職でOK)でさらに20%が支給されます。

これにより、養成講座の費用の内、¥258,412分は還付されました。

「専門実践教育訓練給付」とは?
職業に関して必要とされる知識や技能が変化し、多様な職業能力開発が求められる中で、労働者の主体的で中長期的なキャリア形成の取り組みを支援し、もって、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的としている制度です。はじめて教育訓練給付制度を利用する場合は、一定の要件を満たす雇用保険被保険者期間が2年以上の方で、かつ、原則受講開始日の1ヶ月前までにハローワークでの受給資格確認申請手続きを完了された方が専門実践教育訓練給付金の支給対象です。

ハローワーク説明より引用

2)資格試験対策講座の費用


養成講座は試験対策ではないので、養成講座対策後、資格試験突破のためには、それ用の対策を別で取る必要があります

各養成講座でも試験対策講座が別費用でオプションとして案内されます。
リカレントの場合は、面接対策費用が全5回コースで6万円ほどでした。
論述対策はWeb配信の対策講義が無料で提供されました。
(でも添削してもらいたくて、外部の有料講座もすこし受けました。)

私の場合、有料の講座は限られたものしか受講していませんが(時間も取れなかった)、この部分も多かれ少なかれ、みなさん負担がかかっているかなと思います。

3)受験料


国家試験の受験料って高いんですね…(知らなかった。。)
再受験となると、またお金がかかってくるので、、1回あたりどの位か、あらかじめ、想定しておかれることをおすすめします。
(把握していませんでした。)

2.資格取得後

キャリアコンサルタント新規登録料      ¥17,000
キャリアコンサルタント更新料(5年毎)   ¥8,000
キャリアコンサルタント更新講習(5年単位) ¥100,000ほど?(まだ未経験)
キャリアコンサルタント各団体会費      まだ入っていません
自己研鑽(関心があるセミナー参加など)   ¥1,000~ 
             

登録後も毎年、資格の維持コストが年間2万円程度はかかってくる計算でしょうか。
これまでこのような資格を持ったことがなかったので、結構かかるな…というのが率直な印象でした。

自己研鑽の部分ですが、キャリコンの実技試験は冒頭15分(関係構築〜問題の把握あたり)なので、面談力UPや実際の活動の支援サービスも色々と提供されています。(これも20万円くらいのものから、さまざまな価格帯あり)

私の場合は、合格後にコーチング講座を受けています。
15分の先の目標の設定や方策の支援には、ちょうど学んだことが使えるし、お悩み相談以外のテーマでもコーチングは活かせるのでよかったかなと思っています。

3.まとめ

・養成講座の費用以外にもかかるお金が結構あります
・キャリアコンサルタント資格は名称独占資格であり、業務独占ではないので、この資格がなくてもキャリア相談などのおしごとは実際できます

これらを踏まえても、忙しい子育て期がはじまる&子育てにもお金がかかる今チャレンジすることなのか、取得後にどう活かしたいのか、はじめの検討が大事だと思います。
(私は教育訓練給付金で70%還元されるならいいかな程度で、事前の検討は正直甘かったです…)

私自身は何も学んでいない状態だと、キャリア相談に着手することは自分にはできそうにないし、コーチングも本格的に国際資格に挑戦すると、キャリコンの比ではない価格帯だろうなと思うので、結果的には、この費用で学べたことは多かったので、満足はしています。

この資格取得をきっかけに広がった人間関係も、とても大きいので、それも大事な資産になっています。

この費用をどれだけ価値あるものにできるかはこれからの自分次第ですね。
取得だけにとどまらず、活動を模索していきたいと思います。

子育てをしながら、資格取得を目指される皆さま、心より応援しております。
(まずは勉強より母体の回復と子育てのペースを掴むことが最優先!
 育休中の資格取得を後押ししたい意図ではありません。)

最後までお読みいただきありがとうございました!






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