たのしい と ただしい
お子様の『運動』や『トレーニング』
と聞くと、どんな事を想像しますか?
“体力をつけて健康にすごしてもらいたい“
“水泳が体にいいって聞いたから、うちの子も習わせたい“
“今の練習量では足りないから、もっと練習させて上手くなってもらいたい“
各ご家庭で考えは様々だと思います。
先日、お世話になっているJr.ユースの指導者と話をしている中で
“サッカーは上手いけど、それ以外は…“
という話がありました。
他にも様々なカテゴリーのスポーツ指導者との話の中で、かなりの確率でその様な話をされる指導者が増えてます。
我が子がお世話になっているチームの指導者も
“週1回は練習時間中に競技以外の遊びをさせたいけど、ご父兄が見たら何て言われるか…“という話も。
そうです!
現場の指導者は昔とは違い、その競技だけが上手くなればいいなんて考えている方は少なくなっていると思います。
自分も理学療法士という立場と、親という立場にいるので、双方の気持ちがもの凄くわかります。
子供には上手くなってもらいたい…
でもそればかりでは、子供らしさや、子供の頃にしか出来ない経験が…
という所で揺れ動くのが正直なところです。
ただ、その気持ちの最終的な落とし所は、
子供の人生は子供のもの
に着地します。
そこにどれだけ子供達に色々な景色を見せる事が出来るのか❓
が親や大人の役割かと思ってます。
話を戻して…
タイトルにあります
楽しい と 正しい
漢字だとわかりにくいですが、平がなにすると
ただしい と たのしい
ひと文字変わるだけですが、その印象はかなり変わります。
運動やトレーニングに対して、我々セラピストやトレーナーと言われている方々は、日々更新されている正しい理論・知識を元にクライアントと向き合ってます(のはずです)。
いわゆるエビデンスと言われている所ですね。 ただ、教科書通りには行かないのが実際で、
人の体はトリセツが1人1人異なるので、それまでの経験も大切になってきます。
その“正しさ“というのは世の方々は重々承知していると思います。
運動は健康に良い
ストレッチすると柔らかくなる
筋トレすると力がつく
では、なぜしないか。継続できないか?
こと、子供に関してだけにすると
『遊びの要素』
がポイントになると思います。
楽しいを入り口として表にだして、実は正しいが含まれているんだよ
というものが本能に刺さり、与えられるのではなく、自ら掴みに行く様になるのではと思います。
子供だけと書きましたが、大人もそうだと思います。
楽しい事があれば、やりたくなるし、教えたくなるし、続けたくもなる。
そんな環境は一昔前はいくらでもありました。
仲間がいて、遊ぶ環境があり、時間もたっぷりと。
でも今は
習い事や共働きで、子供達のその様な時間が無くなってきてます。
時代に逆らうのではなく、
じゃあどうしたらいいか❓
を考える時に来ていると思います。
そんな時間や環境を作って行きたいと思います❗️
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