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【ネタバレなし】アニメ「文豪とアルケミスト 〜審判ノ歯車〜」を見たので紹介&感想

最近
アニメ見放題サービスに
登録したので

よくアニメを
見ています。

今日は
以下の作品の
紹介・感想です。




あらすじ(公式より)

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個人的にはジャンルに「ホラー」が入っていても
いいと思います。とはいっても、作品全体が
ホラーなわけではなく、ホラー要素のある本に
関わる時のみそういう描写がある感じですが。



メインのキャラクター

太宰治がメイン主人公で
芥川龍之介が裏主人公
という感じでした。

そこに
島崎藤村や無頼派などが
それなりに関わってきます。

こういう実在の人物名や用語を使っていると
本当に大丈夫なのかな……と
なんとなく不安になってきたりしますね。


メインの文学作品

この作品では
特定の条件を満たした
本の世界の中に
入ることができます。

アニメ中で
主に入りこむ
作品たちはこちら↓

『走れメロス』
『桜の森の満開の下』
『月に吠える』
『地獄変』
『人間失格』
『藪の中』
『怨讐の彼方に』
『歯車』


文豪の設定

この作品の
文豪たちは

ただの
美化された文豪や
転生した文豪という
設定ではなく

本家のゲームだと
「文豪の魂」と
「その文豪の
   代表的な著作の要素」が
融合して転生した存在

ということでしたが

このアニメだと

文豪の魂が
転生したものだが

後の人々の
イメージによって
構成されており、
本人であって
本人ではない

ということでした。


アルケミストの描かれ方

アルケミストさん
(本家のゲームで言うと
   プレイヤーの位置)の
姿形、声は出てこず

綺麗な石が
ピカピカ光ることで
意思疎通をする
感じでした。
(石が本人
   というわけではなく
   石を通して
   意見を伝えている模様)

声が聞こえないので、
文豪たちには
館長代理の猫が
通訳のように間に入り
その内容を伝えています。


心に残る、共感できる台詞たち

良い台詞も
共感できる台詞も
多くて

さすが
作品を生み出す人たちが
メインの物語なだけ
あるなと思いました。

以下にいくつか
印象に残った台詞を
載せておきたいと思います。

「作り物だからといって、
   その輝きや美しさが
   失われるわけではない」


「人というのは
   自分とあまりに価値観の違う相手を
   受け入れられない。
   そんな相手のことは時として、
   人間ではない
   別のものに見えてしまうものなのさ」


「社会に順応した人間に、
   社会を驚嘆させるような作品を
   生み出せるわけがない」


個人的な感想

実は
危機の迫った状況での
対立・言い争いには
心がしんどくなり

途中離脱を
考えたりもしたのですが

それ以外の部分は
割と良かったなあと
思っています。

元々好んでやっていたゲームだったので
粘って最後まで視聴を続けた感じでした。


言われたら
とても共感するけれど
自分では上手く
言い表せなかったな

ということを
上手く表してくれている
台詞が多く、
見ていて嬉しくなりました。

特に

以下のどれかに
当てはまる方には
台詞がよく響きそうだと
感じたのでおすすめです。


「世界は生きづらい、
   社会は過ごしづらいと感じている」


「何かの作品に心を救われたり、あるいは
   人生を変えてもらったりしたことがある」


「楽しさ以外の、
   負の感情を原動力に
   創作をしている部分がある」


「人生は楽しく生きようとするだけじゃない、
   どうしようもない苦痛がつきまとうものだが
   それもまた、ある意味ではいいものだと
   半ばあきらめの中で思っている」


あとは単純に
声がいいです(笑)

なので
声優さんの声が
お好きな方もぜひ。

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