見出し画像

「身近な森の見え方を変えるワークショップ」概要

お久しぶりです。無事、卒業研究発表会を終えることができました!
今回は最終的に私が提案した、「身近な森の見え方を変えるワークショップ」についてまとめていきます。

ワークショップ概要

身近な森?

ここでいう身近な森は、主に都市に住む人の身近に存在する、ちょっとした植え込みなどの、森という言葉からすると比較的小さい場。と考えることにしました。 厳密に定義するのは難しいのですが、都市の身の回りに存在するかなり広範なものが対象になると考えています。


目的

森が離れた存在である人にとって、森が近しい存在になるための第一歩として、身近な森を近しい存在にすること
としました。


工程

ワークショップの流れはこのようになっています。

こちらについては、映像にまとめたので、以下からご覧ください。
二時間程度で実施したワークショップを、二分半程度の動画にまとめたものとなっています。


手法

普段は通り過ぎているだけであろう身近な森に、「物理的に近づく」「一定時間同じ場にいる」ことを通して、身近な森の見え方を変えること
としました。

この二点は、私のこれまでのリサーチや探索的なプロトタイピングを通して、抽出してきたものです。

また、具体的な活動としては、視界を狭める/フレームを切るツールを参加者自身につくって貰うこと。
ワークショップ中の場所を制限すること。

としました。


概要は以上となります。ありがとうございました!

次回以降、参加者によるフィードバックを踏まえたワークショップの考察や、卒業研究全体の振り返りを行ないたいと考えています。



おまけ(前回の投稿から、最終発表に至るまで)

そういえば、前回は卒業研究の最終成果物として、冊子をつくるなどと言っていましたね、、


あれから担当教員やゼミの仲間と議論していく中で、まずはワークショップをやりきることが大事なのではとなりました。

この時期の私は、論文を書かず、何かものとしての制作物もないということに対して不安があり、何か”もの”をつくろうとしていたのだと思います。
冊子のプロトタイプを制作してみてはいましたが、いまいちなものでした。。

実際、冊子の内容に直結するワークショップ自体の目的があやふやとなっていました。その状態で書面で何か伝えようとしても、よく分からなくなってしまうのは、そうとしか言えないですね。。


そこで、ゼミでの議論や、ゼミの仲間との対話を通して、冊子は一旦置いておき、まずはワークショップをやり切ることを決意しました。

この決断をしっかりとできた時点で既に12月でした。。
そこから企画や目的を詰め、何とか発表一ヶ月前を切った12月末に最終ワークショップを企画立案・実施できました。

目的などを決めきった上でワークショップを実施できたのは、この一回のみとなってしまいました。

ただそこを考慮しても、この決断をして本当によかったと思います。ワークショップに関してはあやふやにしておいて、冊子制作をメインにしていた場合、よく分からない中途半端なものができていたでしょう。。


後期のこの時期は、本当にしんどかったです。。
無事ここまで来れてよかったなと心から思います。

それではまた、

いただいたサポ一トは、一休みのコーヒー代に当てさせてもらいます☕