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ロシア敗北状況 -ロシアによるウクライナ侵略 バハムト補給線状況を衛星画像から解析する(2023/05/12) -

ロシアが国家として活動停止(2022/12/25)し、ウクライナ反抗が直前に迫っています。そこで、ロシア側がどの地点を放棄し、どの地点を最後まで守りぬくつもりなのか、補給網から解析しました。

ロシアは2022/12/25 に国力限界点を迎えたことの説明

結論:

補給網自体も衰退しています。
東部   :バフムト&ハルキウ方面は補給量不足 → 放棄
南部   :クリミア方面は分散して備蓄 → 死守する予定
後方連絡線:全体の補給量不足 → どうするのか謎


はじめに

上記3地域に分けて、現状を分析してます。しかし、ロシアがバフムト前線から後退したそうなので、バフムト前線をささえている補給基地 ロストフ・ナ・ドヌーとその周辺状況を夜間光による測定で現状確認します。

位置関係

(1)バハムト方面

青が、再活性化している場所。つまり、戦争遂行のため補給網として動いている場所です。一方、赤(ピンク色)が衰退している場所です。

※赤(ピンク色)が衰退している場所です。

NASA@夜間光 dif 2022/04/25 - 2023/04/25


ウクライナ反抗にそなえて、
ロストフ・ナ・ドヌーの備蓄を各地域に小さく分散させたことがわかります(小さい青の点)。
ウクライナ侵攻の主要補給網である、ロストフ・ナ・ドヌー自体は衰退しています。そして、各場所に小さく細かく分散して備蓄していることから、反抗に備えて防御体制に入っていることがわかります(侵攻はあきらめたということです)。

侵攻するつもりなら、逐次必要数が送れるように(少なくとも100KM単位)
で補給線を構築します。

(3)証跡

NASA@夜間光 2022/04/25


NASA@夜間光 2023/04/25

以下、衛星データによる分析です。2022年12月15日以降、0%で活動停止してます。(前回と同文になります)

追記:開戦前予測


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