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【予測】ロシア敗北状況 -ロシアによるウクライナ侵略 ロシアはどう敗北するか衛星画像から解析する(2023/04/24) -

ロシアが国家として活動停止(2022/12/25)し、
ウクライナ反抗が直前に迫っています。そこで、ロシア側が
どの地点を放棄し、どの地点を最後まで守りぬくつもりなのか、
補給網から解析しました。


ロシアは2022/12/25 に国力限界点を迎えたことの説明


結論:

補給網自体も衰退しています。
東部   :ハルキウ方面は補給量不足 → 放棄
南部   :クリミア方面は分散して備蓄 → 死守する予定
後方連絡線:補給量不足 → どうするのか謎

はじめに

上記3地域に分けて、現状を一番正確に分析できる夜間光による測定で確認します。


 下記 全画像データ
参照元 2022/02/22(開戦前夜)
参照先 2023/04/22

(1)ハルキウ方面

青が、再活性化している場所。つまり、戦争遂行のため補給網として動いている場所です。一方、赤(ピンク色)が衰退している場所です。

※赤(ピンク色)が衰退している場所です。


ウクライナ反抗にそなえて、
ベルゴルド/ケプキンに備蓄を集中させたことがわかります。
ウクライナ侵攻の主要補給網である、ボロネシは衰退しています。そして、
その他は機能停止し続けています。回復させる気はなさそうです。

(2)クリミア方面

青が、再活性化している場所。つまり、戦争遂行のため補給網として動いている場所です。一方、赤(ピンク色)が衰退している場所です。

※赤(ピンク色)が衰退している場所です。

ウクライナ反抗にそなえて、ラビンスク/マイコープなどに広く備蓄を分散させたことがわかります。オリンピックが開かれたソチなどもそうです。

死守する予定と判断した理由→アゾフ海に面するエイスクにも備蓄があり、アゾフ海対岸を取られる気はない=死守 と想定している、と判断しました。

(3)後方連絡線

青が、再活性化している場所。つまり、戦争遂行のため補給網として動いている場所です。一方、赤(ピンク色)が衰退している場所です。

※赤(ピンク色)が衰退している場所です。

ウクライナ侵攻の補給網の主要後方線である、ボルゴグラードのみ活動しています。その他は衰退しています。回復させる気はなさそうです。

以下、衛星データによる分析です。2022年12月15日以降、0%で活動停止してます。

(2)物流量

2021年12月が、今回のウクライナ侵攻準備です。
2021年を合計で2倍上回る活動量の急激な上昇させました。
しかし、2022年12月15日以降 ほぼ0%、活動停止です。
(赤:2023年の状況)


(3)サービスセクター活動量

コロナ渦:2020-2021の平均サービス部門 活動量との比較です。
ここでさすサービス部門とは、工業生産以外の活動量、つまり生活水準です。ロシアの場合、モスクワ=ロシア の活動量 と考えていいです。

しかし、2022年12月15日以降 ほぼ0%、活動停止です。

(4)工業活動量

これも、9月19日に急激に低下して、それ以降回復できない様子から、
11月末から12月にかけて、急上昇している様子(例年比 最大400%上昇) と以降、急降下しています。

(4)都市活動量

例年:Baseline 2015 - 2019 年 つまりコロナ渦が発生する前とした、
都市活動量です。

ロシアの場合、モスクワ=ロシア の活動量 です。

追記:開戦前予測


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