師走でありながら、呑気に暮らす私って(;^_^A。

『DESTINY 鎌倉ものがたり』
- 確かに鎌倉は…-
 以前『ツィゴイネルワイゼン』の影響で鎌倉に行って有名な〈切り通し〉を見てきたのだが、鎌倉は緑が多く確かに映画のような感じで実に魅力的。

 楽しめたのは後半の【黄泉の国】のシーンで、人によって見え方が変わるそうだが、私としてもとても素敵な世界。で・自分が見れば【黄泉の国】はどう見えるんでしょうね。

 一色先生演じる堺雅人は原作漫画を描いた先生にそっくり、奥さん・亜紀子演じる高畑充希は漫画から出てきた感じで素敵。

 魔界の者・天頭鬼も「愛のため」、先生も「愛のため」に亜希子の為の行動。しかし、真逆になってしまうのは皮肉な映画だと思う。

『火 花』
-目的はダサくあるが絞り出すような男達の【夢と希望】は今の若い人に持ってほしいもの。-
 “もてたいなぁ~、テレビに出たいなぁ~”お笑い芸人としての【夢】はまっとうな夢。今の若い人達はまっとうな【夢】を持つのは“ダサい”のだろうか?そんな雰囲気になっていると感じるところある。
 “ユーチューバー”などのように、「一獲千金」はよほどの運がないかぎり無理だろう。しかし、人気者の「お笑い芸人」になるのは【才能】と【努力】があれば “ユーチューバー” よりは【夢】が実現するんじゃなかろうか?
 この映画では、再び《師匠》と《弟子》が組んで、漫才を始める?みたいな感じで終わる。《弟子》の常識人と《師匠》の非常識人のコンビ面白いだと思う。
 次の《火花》を見てみたい。続編できないかなぁ~(^_^)。
 演技でもアドリブオッケーの神谷演じる桐谷健太と徳永演じる菅田将暉の掛け合いも面白く、この二人の才能も素晴らしい。
 監督の板尾創路を貶(けな)す人もいるが脚本も彼が書いており、とてもよかったと思う。ヘタクソな監督は多くいるが板尾監督だからこの映画はリアルなのである。

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