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自信のなさについて

こんにちは。 fuu room 心理セラピスト okumura hisami です。 

いつもネガティブなところを見つめる話で、なんだか暗いことばかり言っているなぁと自分でも思いつつ、今回もnoteを書いています。

ネガティブや、心地よくないことに向きあっていくと、何がよいかというと、ネガティブなエネルギーは、いつも隠されていて見てもらえていないので、見てあげて、理解してあげるだけでも「分かってもらえたわ~」という解放感が生まれます。さらに、それは、自分を守ってくれていたんだ、愛ゆえにこんなことになっていたんだ、と分かると自分と自分が仲良くなれる感覚があります。
ネガティブのジャッジが外れると、そこに注がれていたエネルギーが解放されて、自分に力を取り戻していくことができます。

自分自身との関係は、人との関係、社会との関係にも反映されていくので、自分を受け入れて、自分との関係がよくなっていくと、自然と生きやすくなっていくことができてきます。

人類のほぼ全員が、自分はなにか欠けている、という自分に対するネガティブな思いをどこかに持っていて、そこを埋めていきたいという衝動があります。
自分はお金がない
自分は美しくない
自分は頭がよくない
自分は自信がない
自分は友達がいない
などなど。

エゴは自分や周りをコントロールしてなんとか、そこを埋めたい。埋めたくて仕方がない。
それは、サバイバルするためのエゴの自然な衝動なのですが、そこに巻き込まれている限りいつまでも欠乏感は満たされることはありません。

今回も自分の話を。
最近、私は自分の「自信のなさ」について、セッションを受けました(セラピストもセッションを受けています)。
セッションを受けるときは、誰でも「自信がわいてきました!」「すでに自信があることがわかって、安心しました!」などを期待するものですが、結果はそうではありませんでした。
「自信がないことがわかった。きっとこれからも自信などないだろう。これまで自信がないがゆえに、ずっと頑張ってきたことがよくわかった。それでいいと思えた。それに気づけて良かった」という感じです。
吉本新喜劇の役者さん全員ズコっとこけそうな、「わかっとるわ」と突っ込みが入れられそうな、地味な気づきです。
けれど、私はこのことに心底安心することができました。
自信のなさは、優しさや繊細さとも繋がっていて、私や周りの人たちを助けてくれてもいます。

自信のなさを埋めようとするのではなくて、そこを理解する、受け入れること。自分をそのまま受け入れることは、なにより安心できることです。

表面的なポジティブシンキングだけでは、なかなか苦しさが解消されないことは、これまでたくさん経験してきました。セッションでは、感情・体感から深く理解していけるので、無理のないナチュラルなポジティブさが生まれてくると思っています。

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「自分を大切にできる心理学講座」
まだまだ募集中です。迷っておられる方は是非ご参加ください。

〇講 師  fuu room 奥村久美 (心理セラピスト(公認心理士)) 
〇開講日 
  第2土曜日 10:30~12:00
〇受講料
  6か月分(6回分) 15,180円

04/13:人間関係が楽になるバウンダリー(境界線)について
05/11:わたしの感情とのつきあい方
06/08:心と体の繋がりと、安心の育て方
07/13:わたしもあなたも大切にできるコミュニケーション
08/10:生きづらさとトラウマ
09/14:ハートで生きるわたしだけの人生




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