しぶとく蔓延る子育てアンコンシャスバイアス
我が家は夫と5歳の娘/1歳の息子(2022年現在)の4人家族。
1歳の息子の育休が終わり、フルタイムで復帰したため共働きです。
私の夫は子育てに協力的で、毎週末のご飯をつくってくれます。(あざす!
作り置きもし、平日の在宅ワーク中は夫の作り置きをしたご飯を食べています。(あざす!
育休中は私が仕事を休んでいることもあり、ほぼワンオペに近い状態でしたが、仕事に集中する夫、と育児に集中するわたし、という役割分担だったような気がします。
いまは2人の幼稚園への朝の送りは夫が行い、お迎えは私が行います。
子供たちが家に帰ってきた後は夕飯準備・片付け・お風呂・寝かしつけまでを私が担当しています。
という導入文を書いてみましたが、この中には数多くのアンコンシャスバイアスが含まれています。
何も思わず読んでいただいた方も、中には「おー協力的な旦那さんで素敵♡!」なんて思っていただいた方もいるかもしれません。
それはまさに「育児はママがするもんだろバイアス」なのかもしれません。
そう思っていなくても無意識のうちにそう思ってしまっているのがアンコンシャスバイアスのこわいところです。
でもさー、私たちが子供のころは「育児=ママ」が当たり前だったからバイアスを払拭するのは難しいよね。うんうん。
というのはあまりに無責任な言い訳で、共働き世帯を半数以上に押し上げてきた女性たちはそのバイアスを払拭しながら仕事をし、子育ても行っているのだから。
ただ、このアンコンシャスバイアスは母親自身もときに自分を追い詰めてしまうことに。「母親としてもっとやらなければ」「あーあの人はやれてるのに、自分はできない、母親失格だわ・・・」なんていう風に。
アンコンシャスバイアスが蔓延っているところ
私の会社でも育休を取得する男性社員が増えてきている中、夫は育休取得は眼中にありませんでした。家庭の状況次第ではあるものの、私も同じタイミングでの育休取得は望ましいとは思っていませんでした。
同じタイミングではなく、生後半年後からの6か月は夫が担ってもいいなとは思います。
生後0ヶ月~3ヶ月のに夫がいたところで助かったか、というのは疑問です。そりゃ猫の手も借りたし、ゆっくり寝たいし、という想いはあるものの、2人でいなくてもいいな、という気持ちもあります。
それよりも1年間の職場離脱期間を短くするため、生後半年~1歳になるまでを夫の育休としてくれればちょうどいいのに、と。
復帰のタイミングでは時短にするかフルタイムにするかかなり悩みました。キャリアとのバランスやパラレルワーク、個人事業主でもある状況からフルタイムは厳しいかもしれない、と。
復職時も「ご家庭は大丈夫ですか」、「ワーママなので遅い時間のチャットは控えてください」という上司のありがたい気遣いは、同じチームで働くパパたちにもするべき配慮なのではないか、という思いもありました。
先日赤ちゃんが産まれた男性の同僚も、木曜日の前日も、金曜日の当日もチャットしてて。
月曜日から予定通り働きます!ってなってて。えーそうなのー。
もうしっかり役割分担しちゃったのー?と思いながら。
というのも、以外にも世の中にはフルタイム+ワンオペママがめちゃめちゃいる説で。
働く女性は当たり前
ママが子育てするのは当たり前
働く男性当たり前
パパが子育てするのはいい旦那
おかしい。
母親である女性が評価されるときって、
ママもしてて、フルタイムですごい!
だけど、男性は
パパもしてて、フルタイムですごい!
ってならないよね。ならないのよ。
いつになったらなるんだろうねー?
私の子供くらいからはそうなるのかな。
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