最初この題名は、「dmmによる広告配信等を目的とした個人情報の第三者提供を停止しよう」だったんですが届くべき人に届かなさそうなのでやめた。ヘッダ画像をお借りしています。

昨日はdmmが一方的にユーザから個人情報を奪い取り、しかもそれを勝手に他社に分け与えまくる規約を造ってそれに同意しなければ当該プラットフォーム内コンテンツを使えないようにした=コンテンツの人質化ダークパターンマーケティングについて話しました。

が、じゃあどうすれば個人情報を「ある程度」守れるのか(ああ、こともあろうにすべては守れないように設計されているのだ)について補助的に書きたい。

GoogleAnalyticsをブロックしよう

まずすべきことはGoogleAnalyticsのブロックでしょうか……

dmmによる広告配信等を目的とした個人情報の第三者提供を停止しよう

次に、dmm内でめっちゃ謎の形式の広告拒否行為をしますか。

これ、ガチ目に意味不明なことに応募フォーム的な働きを持つhtmlです。

https://form.dmm.com/corp/third_party_offer

といいますか、挙動してる……？

こちらを開くと、E-mailを打ち込めと出てきます。ログインに使ってるものを入れろとかそういう指定すらなし。

もっと驚くべきはこの規約改訂において、このページの存在を一切書いてないことです。匂わせすらしていない。最後に触れます。

そもそもこのページ、ヘルプページがどこにあるかわざわざ探しに行き、dmmが貪欲に手を広げた数だけ存在する投資だのギャンブルだののサービスそれぞれのヘルプをかき分けた先に「広告関係」だのの一部として存在する。

設定・禁止リストとやらから個人情報の第三者提供設定をオフにしよう

リンク化させるとログイン画面にしかならないので文字列にします。

https://personal.games.dmm.com/setting/

ここではヤフー株式会社とやらに個人情報を 提供する 提供しない が選べるそうだが……

他の会社は！？！？！？！？？

個人情報の第三者提供設定 のラジオボタンが 提供しない にぶっ刺さっているかを確かめましょう。

そして

いや、あの、デフォがONだったかどうかを確かめる方法がない以上、dmmのアカウントを造った瞬間から勝手に個人情報を明け渡されまくってた場合どうすればいいの^^；みたいなことになる気がするんですが

説明の不親切さ、一方的さ

これはサービスを利用しようとすると強制的に表示される画面だ。同意する以外の選択肢を提示しないことに定評がある。

「どこを変えたので条約のどこを見てください」、らしい。それが嫌な人にはなんと？選択の余地とかはどうなっているのか？

こっちは個人情報の扱い。

どこそこが変わった、細かいことはリンク先を見ろ、という。

飛ばされた先を見ると、もうこれからうちは一方的にあんたのマザボのシリアル、HDDのシリアル、OSの情報、MACアドレスを吸い取るけどもう決まったことだからそうするね、としたいらしい。神の視点である。

やっぱりどう考えても優良かつ健全な企業活動の先にあることとはユーザひとりひとり(=顧客ひとりひとり)の安全性担保にほかならないはずであると考える。

聞いたこともねえような海外の企業に個人情報が売られる。どんなゲームにどんなMAC Addressでアクセスして、どれぐらいの時間費やして、金をかけたかが簡単に一生会わねえ誰かの手元に届く。

だからまずすべきだったことは、当該サービスを利用しようとするユーザの眼前に強制的に「貴様らの個人情報はこれから我社のものである。同意しなければ利用はさせん」というアラートを強制的に出すことではなく、その同意をするかどうかを選択性にするという余地を残すことでもなく、このようなユーザに不便を与える規約を作らないことである、と思うんだけど。

昨日触れたゲームズのコンテンツ遅延といい、このような目を疑うレベルで信義則に反する一方的措置に車内であっさりコンセンサスだのGoサインが出てしまうことといい、ガチでdmmゲームズの指揮系統どうなってるんだろう？こんな運営状態をひけらかしてて、株価とかどうなってるんだろう？