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8、不調を食事を見直すチャンスと考える②

前回はむすこの不調から情報収集した結果、質的栄養失調、エネルギー不足であると考えて、タンパク質を中心とした食事の見直しをしたお話をしました。

他にも意識し始めたのは、鉄分、ミネラルの摂取です。これらも積極的に摂るにはサプリメントが良いのかなと考えましたが、プロテインを飲んだ時点でかなり元気が出たので、ひとまず家にあるビタミン剤や鉄のグミをとりいれるようにしました。


ちなみに、内科の先生に起立性調節障害の相談をし、採血でフェリチン値の測定はしていただけました。日本の基準値内ではありましたが、低めで、十分とは言えない数値だったので、鉄分は積極的に摂ることにしました。


実は、この息子の食事の見直しをする前に、同居の義母の食事について考える機会がありました。(それもあり、息子の食事の見直しもしやすかった気がします。)

母は病気で入院し、治療の影響で血糖が上がったり、体重も増えたり。食事の見直しを告げられたのですか、特に病院からの栄養指導などはなく、ただただ食事を減らすことだけ考える毎日になってしまいました。 

食べたら太る、血糖が上がる。そう考えると食事は楽しみのないものになってしまったそう。元々食べるのが好きで、たくさん食べられる母はお腹がすいてすいて、、、と相談してきてくれました。

私も年1回の健康診断で、コレステロール値が少しづつ上がり、腹囲も増加傾向。先生にも、まぁ40代だからね、運動して気をつけてね、なんて言われたところだったので良い機会、と考え一緒に食事の見直しをしてみることにしました。

また例のごとく色々調べたところ、すぐ取り入れられそうだったのが、ゆるい糖質制限というものです。

これは、ミドルエイジの方なら誰でも取り入れたらいいような食事の方法、内容で、普段の食事を少し意識するだけでかなり結果に結びつくと実感しました。

まず、とにかく最初に野菜を食べる。煮物などによく入れる根菜は糖質が高い物が多いので、サラダの様な葉物野菜を先に食べるとよい。最初に食べることで、後から食べるものの吸収を抑えて血糖が急激に上がらない。豆腐のせサラダでもお肉のせサラダでも大丈夫。たくさん食べて大丈夫。

次におかずやメインディッシュ、お味噌汁などを食べる。たくさん食べても大丈夫。コレステロール、中性脂肪が気になる場合は脂の少ないものを。

炭水化物には糖質が多く含まれるので、最後に余力があれば食べる。ご飯は半分、パンなら六枚切り2/3程度、麺は半分に減らすのが目安。おかずでお腹いっぱいになったら食べなくていい。

おやつは甘いものは10グラム程度を目安に。小さなおまんじゅう一個とかクッキー一枚とか。

よく昔からあるご飯とおかずを交互に食べる三角食べをしたいところをグッと堪える事で、おかずの塩分も少なく済みます。(単品でも食べられる味付け)

外食する時も定食にサラダがついてなければ頼んで、最初に食べることで食後の急激な血糖上昇をおさえることができます。ご飯も少なめにできたらベストです。

ポイントはカロリー制限ではなく、糖質制限を理解して、おかずでお腹いっぱいにすることです。

あとは、アマニ油を取り入れて1日ティースプーン1杯、サラダかお味噌汁に入れて摂るようにしました。

母にこの食事法を図解した紙を渡してお互い気楽に取り組むことにしました。

パンはBASE BREADを取り入れたりもしていたようでした。分けてもらいましたが美味しいです!

以前の母は、どんぶり飯に、お漬物、お魚などが多かったようですが、まずはサラダをプラスして、ご飯を減らし、食べる順番を意識して食事ができるようになりました。その後、体重も血糖も落ち着き、一安心することができたのです。

その後、私はご飯もパンもおやつも減らしつつも食べていましたが、大好きなサラダは増やし、食べる順番を心がけたり、おかず中心に食べる生活を続けました。 

その結果、一年後、私の血液検査の結果と腹囲は元に戻り、先生にも特に指摘されなくなりました。ヨガを始めたのこともあったかもしれませんが、食事の影響は大きかったと思います。

食事と体の不調をつなげて考えることで、炭水化物や糖質を多く摂ると眠くなることに気がついたり、小麦ばかり食べるとなんだか調子が悪いと気がついたり。

不調を感じた時にまずは毎日の食事を見直すのはとても有効なことだと感じました。

息子の体調も落ち着いてはきましたが今も毎日できることをしながら見守る日々です。

次回は起立性調節障害になって生活で見直したことを中心に書いてみようと思います。

読んでいただきありがとうございました。

食事の仕方でわかりにくいことがあればわかる範囲でお答えしますので質問もお待ちしています。



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