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東北に旅行してきました(1)~山形経由で秋田まで


プロローグ

大型連休の合間の平日で東北へ行ってきましたので、その話を数回に分けて記していきます。

元々は有給休暇の5日ルールを消化していなかったこともあり、そこに有給休暇を入れることを3月の段階で決めていました。
その代わり直前の平日は必死のパッチ状態でした。
皆必死に残業しているのに仕事を残して定時でバックレるヴァカも中にはいましたけど(ニガワラ)。
私は何とか歯を食いしばって先月26日で形は作って休暇に入りましたが。

自宅から東京へ

そして迎えた4月30日の朝、都会へ向かう特別快速に乗れば普段より気持ち通勤客少ないなー(でも思ったより働いてるなー)と思いつつ、東京駅へ。
久しぶりに指定席券売機で乗車券を買って事前に予約していた特急券を引き換え、日本橋口にあるスタバで朝食を摂っていると、下の広いスペースでは新入社員研修に行きます!的な集団やクラブツーリズムの高齢者集団などがいましたが。
一通り落ち着いてからこちらの改札へ。

いつもと違う改札を抜けてみました、Suicaで。
その先にはどっかの小学校受験の勉強合宿?的な集団を見かけました。
無邪気な子供の一方で不気味な笑顔をしているオトナ達が異様な雰囲気を醸成していました。

東京から山形へ~つばさ131号(E8系)

トイレを済ませてホームに上がってこれに乗りました。

つばさ131号新庄行き。
E8系がレギュラーで充当されている列車です。
ただ折り返し時間がタイトなのと乗車の長い列に並んでいましたので、これが精一杯でした。
もっと言えば神田方には安全のためか撮影者を妨害するためなのかはわかりませんが大きな柵が設置されているのでまともに撮れやしませんし。

それでもカメラ小僧は大小問わずいましたね。
乗るんじゃなくて撮ることだけにご執心な連中が。
おそらく大宮でも居たことでしょうけどね。

そして後にE5系のやまびこ131号を従えて東京を出発しました。

普通車のシート

この列車に乗るためにえきねっとの事前申し込みに通路側指定だけで申し込み、しかもトクだ値を第1希望にしたらそれで取れましたし。

列車は福島までは東京を出発すると大宮しか停車しないというつばさにしては珍しいタイプで、大宮でドカっと乗ってきてほぼ座席が埋まった状態で北上して福島へ。
やまびこを切り離して出発し高架から地上に降りて新幹線らしくないロケーションでまずは米沢へ。
実は山形新幹線に乗るのが初めてでこういう感覚も初めてでした。
庭坂の大カーブから見える福島市内の景色はちょっと新鮮でしたし。

列車は板谷峠を抜けて、米沢へ。
ある程度降りたみたいですが、それでも多くの客を乗せて山形へ。
かみのやま温泉を通過する手前で席を立って、先頭17号車の一番前のドアへ。
後ろに列ができているのを視ながらこちらに到着しました。

山形。
降りてすぐさまポジションは確保しましたが、その後わらわらと先頭部に人が集まり、♪珍しいから撮っておこーと女性が宣ってるアヴェックもいましたし、私の斜め前にはステレオタイプのヲタもいましたし。
列車は天童に向かって出発していき、しばらく新幹線ホームを撮影して、連絡改札にSuicaをかざして、在来線のホームへ。

山形にて

仙台・福島地区では消滅した719系は山形新幹線こと山形線(いわゆる奥羽本線)では元気に走っています。
他方で。

左沢(あてらざわ)線のディーゼル車もいました。
実は出発していくのを見忘れましたが。

そして改札を出場してSuicaにチャージして、コンコースを歩いていると違和感が。
もしや・・・とGさんの地図を見てみると本来とは逆側に出ていたことが分かり、一目散に本来出るべき方に。
県庁所在地の駅前とはいえ閑散としている雰囲気の中を歩いて、道中のセブン-イレブンでこれを買いました。

牛たんと「三陸産」わかめのおむすび。
東北に来たなぁと実感しました。

そして山交ビルバスターミナルへ。
案内所に行き、ある物をお買い上げして山交バスの時刻表をいただいて、案内所前のベンチで先ほど買ったおむすびを頬張っていました。

山交バス

山形から鶴岡へ~高速バス

山交ビルバスターミナルからこれに乗り込みました。

バス会社の登録番号はバスのナンバーという

鶴岡行き高速バス。
運行は庄内交通。
私がスーツケースを持っていたのをドライバーが視ていたのか、わざわざトランクを開けて待っていました。
トランクにスーツケースを押し込んで乗り込み事前に購入した乗車券を見せたら整理券をくれました。
私ともう一人乗り込んで定刻で出発し、まずは山形駅前へ。
ここで害国人夫婦を含めて6人くらい乗り込みました。
その害国人の女性側が「TSURUOKA?」とドライバーに問うて、ドライバーが「そう」と答えていましたけど。

山形駅前を出発して、2ヶ所停車した後山形蔵王ICから山形自動車道(山形道)に。
曇っていたこともあり月山は見えませんでしたが、南側の山々は見えていました。
この後数ヶ所の高速上のバスストップに停車して一度山形道を下りる月山ICの手前付近でこの先のPAで休憩したい方は降車ボタンを押してくださいというアナウンスがあり、トイレに行きたい私が押しましたら、ボソッとしたアナウンスの後にその先の月山湖PAに停車。
私独りが降りてそそくさと用を済ませて1分で出発し、南側区間終点の月山ICから月山道路(国道112号)に。
峠に向かって北上していくと、残雪が所々に見え高度を上げて行くにつれて雨粒が窓ガラスを叩いていました。

山形道から視る梵字川 月山ダム

そして、頂上を過ぎて下っていき再び湯殿山ICから山形道に入り、鶴岡ICで一般道に降り5分遅れでこちらに到着しました。

鶴岡エスモールバスターミナル。
エスモールという商業施設の片隅に設置されているバスターミナルで、そちらの案内所でもある物をお買い上げしていましたが。

鶴岡にて

エスモールバスターミナルを辞して、地方都市駅前みたいな道路を進んでこちらに。

JR鶴岡駅。
駅前は地方都市らしく閑散としていました。
よく考えたら乗車人員がうちの方の無人駅とそう変わらないんですよね。

待合室でそれまでの締めをしつつスマホを視ていたら、通勤にかかる精算の申請が差し戻されたというカイシャからの連絡を視てしまいました。
待合室で直す時間は無いと決断して待合室を後にして、東京駅で買った乗車券を自動改札機に通して、ホームへ。
いかにも地方の・・・的な高校生が大量にホームに待っている中、これがやって来ました。

GV-E400系。
電気式の気動車で(エンジンで発電してモーターで走行)、JR東日本の他にJR北海道でも走っています。
おそらく関東圏では見かけない車両ですね。
その高校生を大量に乗せて、酒田から来た特急いなほ12号新潟行きと行き違いで酒田へ向かっていきました。

鶴岡から秋田へ~特急いなほ

海風が吹きすさぶ中スーツケースに忍ばせていた薄手のジャンパーを着込んで待ったうえでこれに乗り込みました。

E653系(元フレッシュひたち)

特急いなほ7号新潟発秋田行き
数少ない新潟から秋田へ向かう特急列車です。
過去に脱線転覆事故が遭った最上川の鉄橋を過ぎて、酒田に到着すると、乗っていた号車の客がゴソッと降り、車内はほぼ私独りになってしまいました。

日が沈む日本海を横に視つつ、先ほどできなかった交通費精算の申請をしていました。
車内が揺れまくって安定しないポジションで、輪をかけてポケットルーターの電波がたまに入らないという状況で。
何とか申請をし終えているうちに遊佐、象潟、仁賀保と停車していきこちらに到着しました。

羽後本荘。
ある元アイドル出身の俳優さんの出身地です。
横に由利高原鉄道のディーゼルカーを視ながら出発し到着しました。

※翌朝撮り直し

秋田。
実は初上陸でした。
で、鶴岡から青森の乗車券を握っていた私は窓口に行き途中下車なんですが・・・と伝えると、自動改札機を通してくださいと駅員から言われました。
そうか区間内なら乗車券を自動改札機を通せるんだとこの日初めて知りました。
普段乗車券など買いませんからね・・・。

秋田にて

自動改札機にその乗車券を通して少し遠回りした挙げ句にこの日のお宿であるこちらへ着きました。

東横INN秋田駅東口。
アルヴェという再開発で誕生した複合施設内にあるという東横INNでは珍しいタイプのでした。
ちなみに横にはこれがありました。

翌朝撮り直し
NEWSこまち(夕方のニュース=通称610)

NHK秋田放送局。
最近JRの駅前に放送会館を移設するパターンを多く見かけます。
甲府もそうでしたし福島もそうでしたし。
そういえばNEWSこまちの前任の男性アナウンサーは今春仙台に異動されたそうですし、その代わりに仙台から西尾文花さんが異動されましたし。

で、夕食を摂りに予約もせずこちらに。

九十九秋田駅前店。
ぐるなびを見て元々当たりは付けていました。
iPhoneをいじっている若い女性店員に1名と告げるとカウンター席に通されました。

きりたんぽの肉巻き
比内地鶏入りの稲庭うどん

秋田の地物を味わいながら酒を呑んでいました。
そういえば、横の客がきりたんぽ鍋を発注してポータブルのコンロを持ってきて着火したらエラいことになってしまいました。
店的には大事にはなりませんでしたけど、対応していた店員さんは火傷をしていなかったかは気にはなりました。
(一応労災事案になるでしょうし)
ちなみにファーストオーダーは店員さんに声かけしてあとは席に置かれたQRコードから発注するという令和の形式でした。
横の席に座りし関西のイントネーションのあるお客さんから聞きましたので。

私はそこそこいただいて長居もせず(できず)に店を辞して宿に戻ってその日は終わりました。
・・・多分。
ちょっと生中を飲んでから記憶が欠落してるもので。

余談ですが、いなほに乗りながら必死のパッチで申請したのはその日のうちに無事承認をいただけました。
休みの人間が何をしてるんでしょうか。
(ちょうど月末だったとは言え)

※(2)へ続く


訂正

GV-E400系の記述でハイブリッド気動車と当初記述いたしましたが、正しくは電気式気動車ですので訂正いたします。
本文は訂正済みです
ちなみに電気式気動車はエンジンの動力を発電機で電力に変換してモーターで走行する仕組みになっています。
大変失礼いたしました。
(2024/5/7 9:42)

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