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みちのく一人旅 DAY4-3 南三陸リアス海岸

神割崎

雄勝を15時半過ぎに出発。大川小まで戻り、せっかくなので北上川沿いに海岸線に出て南三陸町を目指しました。
行きはトンネルと山ばかりの三陸道。釜石には遅く到着する予定だったので、リアス海岸沿いの景色を楽しみながら車を走らせます。

一度入りこむと一方通行的な海岸線が続きなかなか戻れないリアス海岸沿いを進み半島の先端、神割崎到着。2つの大きな岩が三陸の荒波に洗われる見事な景勝地。こういう風景が当たり前に現れるのが三陸海岸の素晴らしいところです!

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神割崎からは半島の逆側を南三陸町中心部へ向けて進みます。
小さな漁村が連続する場所で、おそらく高台移転したんだろうなと思われる
海岸線からやや離れたエリアです。
16時半、南三陸さんさん商店街到着。事前の情報収集不足でてっきり産直的な場所なのかなと思っていたらそういうわけではなく、地域で商売をしているお店が「商店街」として一堂に会した施設です。食べ物も売っている場所なのでしょうが、時間帯が夕方ということもあり今回は休憩だけでした。

唐桑オルレ

さんさん商店街を後にして南三陸海岸ICから三陸道合流。
時間帯的にもう1箇所くらい寄れそうなので気仙沼市の唐桑半島ICで降りました。唐桑半島は気仙沼の中心部から少し離れたところにある長さ20kmほどの小さな半島で、韓国発祥のトレイル「オルレ」が整備されている場所。
当初は松島石巻まで行かずにこのオルレをじっくり歩く計画でした。
時間的にそのような余裕はないので今回は車で先端まで往復しました。
リアス海岸沿いの山がちな道を進むとビジターセンターがあり、そこに車を駐めて整備されたオルレを1kmほど進むと半島先端です。

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何とか日が沈むぎりぎりに到着。リアス海岸に沈む夕日を見ることができ、
素晴らしい4日目の締めくくりとなりました。

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この旅の計画時は今後一生に一度レベルで来ることのない土地だろうと思っていた三陸沿岸ですが、三陸道が開通した今となっては決してそんなことはなく震災関連の事柄を取り除いたとしても何度も訪れる価値のある場所だとこのような景色を見ていると強く思います。

気仙沼、大船渡、登米など今回素通りしかできなかった街もたくさんあります。1日4便の苫小牧~八戸フェリーを使えば北海道からものすごく遠いわけではないので、今後再び訪れたい場所になりました。

唐桑半島からは下道で陸前高田へ移動し三陸道合流。
翌日はひたすら北上する計画だったので最後に一本松の写真だけでも思い
「高田松原津波復興祈念公園」に18時着。
しかし、公園の広さ、陸前高田の街と湾を覆う防潮堤のすさまじさに圧倒されここは生半可な気持ちで素通りできる場所ではないと感じ
翌日再びゆっくり見学することにしました。
結果的にここがこの旅で一番心動かされた場所になるのですが。

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19時半、釜石着。
臨海部の魚河岸テラスにて夕食。
今回の旅は感染対策ということもあり買ったものをホテルで食べることがほとんどでしたが、帰りのフェリーを除くとこの旅最後の夜ということで
たまたま店も空いていたので地元の魚を満喫しました。

次回は「DAY5-1 高田松原津波復興祈念公園」です!いよいよ旅も最終日ですが見所はたくさん。今回もありがとうございました!

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