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夢を追う

教育相談をしたとき,数人の生徒が以下のような話をしてきた。

「親に夢の話をしたら無理だと言われました」

なるほど。

理由は分からなくもない。

自分の子どもがいつまでも勉強せずに,好きなことだけをしていたら,そう言ってしまうのが大人かもしれない。

ゲームをして,ダラダラして,ゲームをして,ご飯を食べて,ゲームをして,寝る。

こんな子どもが叱られる現実を僕は知っている。

しかし,自分が追い求める夢をそのレベルの怠惰と同じだと思われていたら納得がいかないだろう。

「アイドルになりたい」

「漫画家になりたい」

「ピアニストになりたい」

「プロ野球選手になりたい」

本当に心の底から夢を叶えたいと思っているのであれば,何を言われようと頑張るべきだ。

というか,すでに頑張っているはずだ。

それでも,子どもが持つこれらの夢を否定してくる大人は,いわゆるドリームキラーだ。

それもそのはず,ほとんどの大人はどこかで折り合いをつけて,過去の自分が持っていた夢を捨てている。

それが生活のためなのか何なのかは分からないけど,そのように思う。

僕も小学生のときの夢は野球選手だったし,中学以降は音楽関係の仕事をしたいと漠然と思っていた。

確かに当時はそれらが大好きだったし,毎日そのことだけを考えていた。
#朝から晩まで
#野球漬け
#作詞作曲

しかし,どこかでテレビやインターネット上で活躍しているスターを観て,自分の実力のなさに気づき,諦めた。

後悔していることといえば,あのとき続けるのを止めてしまったことだ。

才能がなくても,続けていたら結果は違ったかもしれない。

しかししかし,僕は当時の野球や音楽と同じくらい英語が大好きだ。

これが功を奏して,現在は英語教育にどっぷり浸かる日々を送ることができている。

これは結構幸せなことだ。

話が逸れたので戻すね。

要は,続けていれば何とかなる可能性があるということ。
#あくまでも
#可能性がある
#という話

そんな生徒に向けた僕の答えは以下の通り。

「勉強で結果を出しながら好きなことをしよう」

これが一番両者(子どもと大人)の納得がいく。

大人は自分の子どもの成績が良ければ鼻が高いだろうし,子どもは何の不安もなく夢を追いかけることができる。

終身雇用の時代が終わった現在では,安定した職業なんて存在しない。

こうなれば,生活していけるだけのお金を稼ぎつつ,自分の能力を高めていくしかない。

いろんなところに話が行ったり来たりしたけど,勢いで書いたのでそれぞれの頭の中で処理してね。笑

𠮷水

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