幸せごはん🍚
"苦手な人と高級なものを食べるより、大切な人とありふれたものを食べる方がおいしい"
ご飯のおいしさは
"何を食べるか"ではなく、
"誰と食べるか"だと考えます。
僕がこのように考えるようになった体験をお話したいと思います。
🍚仕事の出張
ある日、苦手な次長と仕事の主張に行きました。
(次長は、ほかの上司の決裁が通っているものをこの文が気に入らないとか、改善点を一切言わずにやり直しと言って机に叩きつける人です…)
出張は丸一日かかることになったので、途中でお昼時間となりました。
お妻様は次長との出張はご飯もろくに食べられないだろうと、おにぎりを作ってくれていました。
ぼくはそれを食べようとしましたが、次長はお弁当を持ってなかったため、付近で有名な高級ラーメン屋へ連れてけと言い始めました。
結局ぼくの運転でそのラーメン屋に到着すると、
「タバコ吸ってくるから先食券買ってこい」
と指示があり、食券渋滞に並びました。
結局、次長は食べてる間も仕事の嫌味や「お前のここが悪い、こういうふうにしろ」と言った具合でお叱りを受け続け、食べ終わったらまたタバコを吸いに出て言ってしまいました。
有名なお店のラーメンだったけど、申し訳ないことに味は全然覚えていません。
(ここのお代は結局割り勘。僕は1番安いのしか食べてないのに納得いかない…泣)
支払いを終えて車に戻った時には、次長はまたタバコを吸いにどこかへ行ってしまい、お妻様が握ってくれていたおにぎりはすでに冷たくなっていました。
"仕事だから仕方ない"
そう考えようにも、ぼくは悲しくて悔しくて仕方ありませんでした。
🍚お家での夜ご飯
お妻様がせっかく作ってくれたご飯を無駄にしてしまった申し訳なさと悔しさを感じつつ、いつもより遅めの時間に家に帰りました。
お妻様は「おかえりなさい」と笑顔でぼくを迎えてくれ、
その日の経緯を話したら、「次長はクソ!」と言いつつ、お妻様は夜ご飯を振舞ってくれました。
その日の夜ご飯は
・豚肉とニラの中華炒め
・砂肝とピーマンの和風和え
でした。
疲れて帰ってくるぼくのことを考え、忙しいながらも仕事の合間に作ってくれていたんだと思います。
お昼に食べた高級ラーメンのように雑誌に乗るような華やかさや高級感はないけれど、すごく美味しくて。
無我夢中になって食べ、ご飯のお代わりもしました。
🍚おわりに
ぼくにとってお妻様と一緒に食べるご飯は、やっぱりいつどんなものを食べても笑顔になれる。
お昼に食べたラーメン屋さんには、今度はお妻様と一緒に行きたいなぁ。
高級なご飯やレストランでの食事はもちろん美味しいと思います。
でもやっぱり1番美味しいと感じるのは大切な人と一緒に食べるご飯です。
ちょっと焦げ付いた卵焼きとか、薄味の鍋とか、そういったものを笑い合いながら食べる食事はとても幸せです。
これからも大切な人の隣で美味しいご飯をいっぱい食べていきたいな(*´ω`*)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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