パリーブレストーパリへ出場するために② パリーブレストーパリって何

私が出場予定のパリーブレストーパリってそもそもどんなイベントなのか、私が理解している範囲で説明してみる。

パリーブレストーパリはその名の通り、フランスのパリ近郊からスタートする。地図上ではほぼ真っすぐ海へと向かい、ブレストという街まで行き同じ出発地まで帰ってくるという超ロングライドイベントである。走行距離は片道600㎞往復で1200の距離である。分かりやすく言うと東京から姫路までの往復や東京から福岡までの距離と近い。それを制限時間80時間~90時間で走る(80時間~90時間というのは、部門ごとに時間が分かれており80時間の部、84時間の部、90時間の部がある)、4年に一度の開催であり、毎年8月中旬に行わる。参加者の人数は世界から8000人(6000人という説明も)ものサイクリストが集まる。日本からは300名程参加するようである。

・このイベントに出場するためには
パリーブレストーパリはACP(Audax Club Parisen)が運営を行っている。このイベントに出場するためには、ACPのルールに沿ったイベント(ブルべ)に出場する必要があり、各国、地方のクラブで行われるBRMというイベントに出場する事し、開催同年の200㎞、300㎞、400㎞、600㎞の全てを走ったもの、またはそれに相当する者がが出場できる。AUDAX JAPAN ホームページ参照

私はこのイベントに出るためには2022年から準備をはじめた(この年に資格をとりエントリー権を得られることだと勘違いしていた)。2023年2月エントリーを行い、2023年7月に正式にエントリーを受理された。

・歴史的な部分をみてみると
実は歴史的にかなり昔から存在していた。1891年からこのイベント始まっていたらしい。元々は自転車の可能性を求めた宣伝な目的で始めたイベントで、プロのレースイベントであった。今のような形になったのは1956年以降アマチュアのためのイベントとなった。8年おきに当初はおこなわれていたが、近年は4年おきの開催となっている。英語のwikipediaが詳しく書かれているので参照してみて欲しい

・ちょっとこんなお菓子も(パリブレスト)
パリブレストというお菓子を聞いた方もいると思うが、実はこのお菓子はこのイベントを記念してつくられたものだとか。丸い輪っかのシュー生地にクリームをはさむというもので、どこかで一度は目にしたことがあると思う。甘い甘いお菓子で今回のPBPのチェックポイントでふるまわれるとか。
パリブレストの説明はここ

・コースでは
2023年は8月20日スタートとなっている。1200㎞の道のりは獲得標高12000m程度である。大きく登ることはないが丘のアップダウンが多いらしい。このコース上にはチェックポイントが13~15(シークレットを含む)がある。約80キロメートルの中にチェックポイント、またはFOOD&SLEEPのサービスがある。これらは各街に設定されている。PBPのパンフレットを見たが各チェックポイントの市長が挨拶コメントが載せてあった。規模も大きいもので自転車の文化が根付いているフランスだからこそできる形ではないかと思う。また、私設でコース上にエイドポイントを出す方もいるとか。ちなみにフランスの街は守備のため丘の上につくられているらしく。80㎞おきに頑張らなくてはならない。

そういうイベントに私は出場する。
次回は機材と準備についてお話をしようと思う。

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