真、善、美

”真善美”とは

「真」は学問や知性の
「善」は道徳や意思の
「美」は芸術や感性の

”理想の姿”を言うそうで

学校や新人研修で”3つのしごと”の話をする際、それぞれに当てはめて

仕事(真):誰かに依頼されて、すべきことをする「仕事」。他者から自分への期待に応えることを意識して日々、取り組む。

私事(善):自分にできることをする「私事」。大切に想う人とできるだけ共に過ごせるよう、丁寧に日々を暮らす。

志事(美):自分がしたいことをする「志事」。自分が、自分に対する期待を裏切らないように、日々、研鑽する。

を意識して働いて、生きて、をしています。そして3つが重なるところに”使命:Calling”があります。というような話をしてから、私の場合は、

◾仕事(真):人と組織の成長を支援する社内人事です。
これまで人事として採用、育成、制度設計、システム導入等労務管理以外の人事業務全般を経験した後、今は人事企画領域(組織の発達支援や人の成長支援)と産業保健領域(休職者ケア復職支援、従業員のメンタルヘルス保持増進)とをまたいで活動しています。

◾私事(善):月1の座禅と月数回の外でのたこ焼が欠かせない人です。
たこ焼きを美しく丸く焼こうと集中しているうちにこころも丸くなっていきます。みんなで焼いたり、食べたりしているうちに自然と円い笑顔で会話も進み、縁がつながっていくような気がする「たこ場」を月に2,3回、外でやっています。ここに来ればすぐに本来の自分に戻れて、役割の自分の場に戻ってもしばらくは頑張れるような気がする。緩くて温い(ぬくい)人とのつながりを感じられる場を作りたくて続けています。

◾志事(美):話を深く聴く人が増えることを願っている人です。
そっとこころに寄り添える「ねこの聴き手」をコンセプトにした聴き合う活動をしています。自分の話を本当に深く聴いてもらうことを体験すれば、自分も相手の話を深く聴こうと思う人も増える。深く聴ける人が増えれば働きづらさや生きづらさを一人で抱える人が減って主観的な幸福を感じられる人が増え、自分や自分の身近な人達だけではなく”みんなで”幸せになろうと思う人だらけになる。そんな優しい社会になってほしい。という思いを持って社内外で活動をしています。

という自己紹介をしています。その後から、タスク、ジョブ、キャリア、コーリングの違いを伝える話をするとわかってもらいやすいような気がします。(教会のレンガ積みの話は、ピンとこない人が多かったので苦肉の工夫です💦)

改めて書き出してみて、”真善美=3つのしごと”がほどほどに統合された働きざま、生きざま、老いざまを意識していきたいなぁと思いました。

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